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LAOWA、超広角レンズをシフトレンズ化するアダプター

ソニーEマウントボディ用 ケラレを防ぐ光学的な仕組みも

株式会社サイトロンジャパンはLAOWA(Venus Optics)の新製品「LAOWA マジック シフト コンバーター」を年9月1日に発売する。価格はオープン。店頭予想価格は税別4万円前後。

「LAOWA 12mm F2.8 ZERO-D」(キヤノンEF用)をシフトレンズ化して、ソニーEマウントのカメラボディに装着するためのマウントアダプター。同社によると、イメージサークルを拡大する光学系を内蔵しており、超広角レンズをケラレなくシフトレンズに変換できる世界初のアダプターだという。

なお、本製品はLAOWA 12mm F2.8 ZERO-Dの光学設計に合わせて最適化されているため、その他のレンズとの併用は自己責任。画質が落ちる可能性もあるとしている。また、EFマウントレンズの電磁絞りを操作する機構は持たない。

シフト移動量は+/-10mm。焦点距離は1.4倍になり、明るさは1段暗くなる。

アダプター部には、ロック機構付の360度回転装置を備えている。

LAOWA 12mm F2.8 ZERO-Dには、キヤノンEF、ソニーA、ソニーE、ニコンF、ペンタックスK用がラインナップされているが、今回発売するキヤノンEFレンズ対応製品を除くと、ニコンFレンズ対応製品のみ今秋頃の発売が予定されている。

飯塚直

(いいづか なお)パソコン誌&カメラ誌を中心に編集・執筆活動を行なうフリーランスエディター。DTP誌出身ということもあり、商業用途で使われる大判プリンタから家庭用のインクジェット複合機までの幅広いプリンタ群、スキャナ、デジタルカメラなどのイメージング機器を得意とする。