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キヤノン、自分撮りを強化した「PowerShot SX730 HS」
Bluetooth LEでのスマホ接続にも対応
2017年4月6日 13:15
キヤノン株式会社は、コンパクトデジタルカメラ「PowerShot SX730 HS」を5月下旬に発売する。価格はオープン。直販価格は4万8,500円(税別)。
カラーバリエーションとして、ブラック×ダークグレーとホワイト×シルバーの2タイプを用意する。
本製品は、2016年3月に発売した「PowerShot SX720 HS」の後継機。ズーム倍率40倍(35mm判換算での焦点距離24-960mm相当)や1/2.3型有効2,030万画素CMOSセンサー、映像エンジンDIGIC6、最高感度ISO3200といったスペックを継承しつつ、自分撮りに対するニーズに対応した。
例えば液晶モニターは、自分撮りがしやすい約180度チルト対応タイプ(3型/約92.2万ドット)。また、モードダイヤルに「自分撮りモード」を搭載、ダイレクトに選択できるようにした。さらに、これまで自分撮りモードのみに搭載されていた「美肌」モードを通常撮影でも展開し、シーンモードから「美肌」を選択すると、効果を3段階から指定できるようになった。
ボディには、前面と背面に柔らかいグリップを大きくレイアウト。表面に凹凸加工を施したことで、ホールド性を確保している。
通信機能としてWi-FiとNFCを搭載するが、新たにBluetooth low energy(BLE)にも対応したことで、常時接続と接続の簡易化を実現。カメラの操作を必要とせず、スマートフォンとWi-Fi接続できるようになり、より気軽にWi-Fi機能を活用できるようになった。
常時接続が可能となったことで、スマートフォンをリモートコントローラーとする「Bluetoothリモートコントローラー」などの使い勝手も向上している。
外形寸法は、110.1×63.8×39.9mm。バッテリーと記録メディアを含む重量は、約300g。