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シグマ、Artライン初の望遠単焦点レンズ「SIGMA 135mm F1.8 DG HSM」

FLDガラス2枚を採用する高画質設計 大型HSMで低速でも安定動作

株式会社シグマは、大口径単焦点望遠レンズ「SIGMA 135mm F1.8 DG HSM」を開発発表した。発売日と価格は未定。キヤノン用、シグマ用、ニコン用を用意する。

従来の単焦点Artラインに存在しなかった望遠レンズ。

レンズ構成はSLDガラスとFLDガラス各2枚を含む10群13枚。5,000万画素以上のイメージセンサーを搭載するデジタル一眼レフカメラに対応する高い解像力を達成したという。軸上色収差を排除し、ディストーションを抑えることで、デジタル補正に頼らない高画質を実現したとしている。フォーカス方式にフローティング機構を採用。

同時発表の「14mm F1.8 DG HSM」同様、大型HSM(Hyper-Sonic Motor)を搭載したことで、低速での安定した動作が可能になったという。フォーカスリミッター、フルタイムマニュアルも使用できる。

絞り羽根9枚の円形絞りを採用。最短撮影距離は87.5cm、最大撮影倍率は1:5。最大径×長さは91.4×114.9mm、重量は1,130g。簡易防塵・防滴構造を採用した。※数値はシグマ用。

ファームウェア更新用のSIGMA USB DOCKとマウントコンバーター「MC-11」に対応する。

関根慎一