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ライカとファーウェイが「マックス・ベレク イノベーションラボ」を設立
2016年10月3日 13:23
ファーウェイとライカカメラAGは9月23日、「マックス・ベレク イノベーションラボ」(Max Berek Innovation Lab.)を設立した。
新しい光学系、コンピュテーショナルイメージング、VRおよびARの研究開発が目的。2社の共同運営による研究開発センターで、大学や研究機関との連携も予定している。所在地はドイツ・ウェッツラーのライカカメラAG本社内。
ライカカメラAGと中国の通信機器メーカーであるファーウェイ(HUAWEI)は、2月に技術提携を発表。ライカ銘のレンズを搭載するスマートフォン「HUAWEI P9」が6月に国内発売された。2機のカメラを搭載し、撮影時に得た距離情報からデジタル処理で被写界深度を変更するなどの機能が特徴。
マックス・ベレク(Max Berek。1886〜1949年)は、エルマー(Elmar)、ヘクトール(Hektor)、ズマール(Summar)などの初期ライカレンズを手がけた設計者の名前。1930年から1990年まで販売されたベレクの著書は、現在でもライカレンズ設計の基本哲学とされる。