カメラバカにつける薬 in デジカメ Watch

リコーのモノクロームってアレしかねえよなあ?

これまでのお話

モノクロは、漫画の入稿時にちょっと気を使います。世間一般のモノクロは「グレー」のことをいい、漫画では「モノクロ2値」が一般的です。これは入稿データの話なので、作画の前にきっちり設定しておかなくてはなりません。

2値は、フルスペックの印刷であれば問題ありませんがアンチエイリアスが使えないので、あとで軽いPDFを作りたいならグレーで作画すべきです。2値で低解像にするとジャギーが発生するし、高画素では容量も膨大になりディスプレイの要求も高くなるからです。

モノクロ印刷に必要といわれる1,200dpiをディスプレイで再現することはできません。つまりグレーは8bitで、モノクロ2値は1bitです。なんでこんなことをここに書いているかというと、最近それで困ったからです。来年の私に届け!

2010年に漫画サークル「ていこくらんち」をはじめる。2015年に出した同人誌「カメラバカにつける薬」が、あれやこれやでデジカメ Watchで連載させていただくまでになりました。カメラだけじゃなく、その向こう側にいる人たちの想いを伝えていければいいなと思っています。