カメラバカにつける薬 in デジカメ Watch

長崎沈胴中(その7)

これまでのお話

長崎編はここまでです。カメラがほとんど出なかった作品でしたが、カメラとは本来主役たりえない存在です。誰かがシャッターを押さないと動きません。何か被写体がなければ残るものはありませんし、撮った写真を見る人がいなければ感動も生まれません。カメラは脇役として人々に寄り添っている存在です。ただ、名脇役であるのは間違いありません。生活のあらゆるシーンでカメラが活躍していますが、なかでも撮りたい気持ちがいっそう高まるのが旅行です。旅行とカメラ。主役と、名脇役。長崎編を通じて、そういったものが読者諸氏に伝わっていればうれしく思います。

※本コンテンツはフィクションであり、実在の製品・団体・人物・地名とは関係ありません。

2010年に漫画サークル「ていこくらんち」をはじめる。2015年に出した同人誌「カメラバカにつける薬」が、あれやこれやでデジカメ Watchで連載させていただくまでになりました。カメラだけじゃなく、その向こう側にいる人たちの想いを伝えていければいいなと思っています。旅行先では土地に根付いた調味料を買うのがおすすめです。ちゃんぽんスープ3種、皿うどん用ウスターソース、九州人好みのうまくち醤油、あとはド・ロさまそうめんとスパゲッティを買いました。醤油が大変に美味で、刺身にとても合いました。さすが海鮮のおいしい地域です。