カメラバカにつける薬 in デジカメ Watch
長崎沈胴中(その7)
2021年3月12日 06:00
長崎編はここまでです。カメラがほとんど出なかった作品でしたが、カメラとは本来主役たりえない存在です。誰かがシャッターを押さないと動きません。何か被写体がなければ残るものはありませんし、撮った写真を見る人がいなければ感動も生まれません。カメラは脇役として人々に寄り添っている存在です。ただ、名脇役であるのは間違いありません。生活のあらゆるシーンでカメラが活躍していますが、なかでも撮りたい気持ちがいっそう高まるのが旅行です。旅行とカメラ。主役と、名脇役。長崎編を通じて、そういったものが読者諸氏に伝わっていればうれしく思います。
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