カメラバカにつける薬 in デジカメ Watch

で、CP+はどうでした?

これまでのお話

オンライン開催になったCP+2021 0NLINEでしたが、個人的にはすごくよかったです。CP+を再現するもの、セミナーに特化したもの……、などは予想していましたが、オンラインならではの工夫が光るものは素直にすごいと思いました。アーカイブがまだ見られるようなので、少し紹介したいと思います。

特に今回良かったなと思ったのはルミックスです。内容の濃さが理由ですが、他にそんな事聞いちゃうんだ!? というシーンもあったり、合間にカメラ店のCMが挟まったり、面白さも忘れていません。

ソニーでは鈴木祐介さんの、α1の秒間30コマで実際に動画を撮ってみたという内容のセミナーが面白かったです。α1の秒間30コマを聞いたとき誰しも「それはもはや動画では?」と思いました。でも本当にやるとなるといろいろ苦労があるようです。ただ、得られる映像美は必見です。

リコーでは『PENTAX K-3 Mark III 徹底解剖』です。企画担当者がタジタジになる質問をぶつけまくっています。なぜこれをPENTAXがそのまま出したんだろう? と思いましたが、やはりそれはPENTAXだから、でしょうか。

ニコンは半田菜摘さんのオンラインステージがとてもよかったです。雪をかきわけ野営をし、被写体をじっと待ち続ける……、動物撮影は詳しくないのですが、とても分かりやすい編集だったのもGOODです。

最後の電子観望の動画はこちら。天体観測もEVFの時代なのか……! と思いました。望遠鏡の接眼部にスマホをくっつけて見たことはあるのですが。

アーカイブの公開は3月中までが多いようです。お早めに。

※本コンテンツはフィクションであり、実在の製品・団体・人物・地名とは関係ありません。

2010年に漫画サークル「ていこくらんち」をはじめる。2015年に出した同人誌「カメラバカにつける薬」が、あれやこれやでデジカメ Watchで連載させていただくまでになりました。カメラだけじゃなく、その向こう側にいる人たちの想いを伝えていければいいなと思っています。いろいろセミナーを見ましたが、カメラ以外の着目点というとスーツを一番ビシッとかっこよく着こなしてはるなと思ったのはシグマの方でした。さすがです。