岡嶋和幸の「あとで買う」

1,648点目:写真に撮りたい絶景のことをもっと知りたい

井田仁康『行きたい!知りたい!びっくり!世界の大自然』

ネットショップのカートの中にある「あとで買う」には、様子見をしているなど気になるアイテムがたくさん入っています。この連載では、フォトライフに関連する製品を中心にその中身をお届けします。どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、日々の物欲をお楽しみください。

井田仁康『行きたい!知りたい!びっくり!世界の大自然』

本日は「世界中の不思議な大自然の現象とその成り立ちを大判の美しい写真と図解でわかりやすく解説」している本です。タイトルの「びっくり!」の部分を「撮りたい!」に変えたいくらい、自分の目で見てみたい絶景がたくさん取り上げられています。

地図もそうですが、このような図鑑も子どものころから何度も見るのが好きでした。それは大人になった今でも変わらないようです。

ネットで調べれば簡単に分かりそうなものですが、このように丁寧にまとめられているのが良いのです。学校や図書館向けのようですが、対象年齢が小学校中学年から一般までと幅広いため、私が読んでも大丈夫そうです。全ての漢字にルビが振ってあるので、お子さんがいる方は一緒に見たり読んだりするのも良いでしょう。

「大地の絶景」「水の絶景」「空の絶景」の3冊が出版されていて、販売価格はいずれも3,520円。3冊まとめ買いだと1万560円です。

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。