岡嶋和幸の「あとで買う」

1,501点目:ストリート写真の教科書の日本語版が登場

デイヴィッド・ギブソン『ストリートフォト・マニュアル 偶然を味方にする撮影術』

ネットショップのカートの中にある「あとで買う」には、様子見をしているなど気になるアイテムがたくさん入っています。この連載では、フォトライフに関連する製品を中心にその中身をお届けします。どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、日々の物欲をお楽しみください。

デイヴィッド・ギブソン『ストリートフォト・マニュアル 偶然を味方にする撮影術』

世界11ヵ国で翻訳されたベストセラーの写真解説書「The Street Photographer’s Manual」の日本語版が登場です。街角での一瞬の出来事を切り取る“決定的瞬間”の引き寄せ方や捉え方を伝授する、ストリート写真の教科書とも言える1冊です。

「混雑」「静寂」「抽象」「静物」「被写体」の5つの章があり、実践的な20のチュートリアルと、エリオット・アーウィットやブルース・ギルデンら世界のストリートフォトグラファー20名の作例写真およびコメントが収録されています。

これからストリート写真を始めたい人にもぴったりの内容で、「見る力」「待つ力」「反応する力」などを学ぶことができます。販売価格は3,300円で、Kindle版もあります。

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。