岡嶋和幸の「あとで買う」

1,502点目:小物をきれいに写せるドーム型撮影ボックス

Orangemonkie「Foldio360 スマートドーム」

ネットショップのカートの中にある「あとで買う」には、様子見をしているなど気になるアイテムがたくさん入っています。この連載では、フォトライフに関連する製品を中心にその中身をお届けします。どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、日々の物欲をお楽しみください。

Orangemonkie「Foldio360 スマートドーム」

992点目で「Orangemonkie」(オレンジモンキー)の「Foldio」(フォルディオ)という撮影ボックスを紹介しましたが、本日は同ブランドのドーム型の製品です。小物などの撮影に役立つアイテムで、素早く簡単にセットアップできて楽にきれいに写せます。

宇宙船のようなフォルムで、着脱可能なスタンドが付いています。中にターンテーブルを搭載していて、スマホアプリの操作で被写体を自動的に回転させることができます。

いろいろな角度から写真を撮るより、被写体を回転させながら動画を撮影するほうがその様子や魅力を伝えやすいでしょう。ターンテーブルの回転速度は調整できます。内側にはLEDが搭載していて、色温度も変えられます。

販売価格は5万9,000円前後で、携帯マウントキットは6万4,000円前後です。

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。