岡嶋和幸の「あとで買う」

1,480点目:激辛トヨタさんのエッセイ本の第2弾が登場

豊田慶記『カメラマン リターンズ トヨ魂 B面 2』

ネットショップのカートの中にある「あとで買う」には、様子見をしているなど気になるアイテムがたくさん入っています。この連載では、フォトライフに関連する製品を中心にその中身をお届けします。どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、日々の物欲をお楽しみください。

豊田慶記『カメラマン リターンズ トヨ魂 B面 2』

本日は1,095点目で紹介した、豊田慶記さんの『カメラマン リターンズ トヨ魂 B面』の続編です。前作同様、豊田さんが配信サイト「note」で綴った人気記事の中から、アクセスが多かった記事を厳選し加筆修正、さらに書き下ろしを加えてまとめた1冊です。

今作もカメラやレンズのことなど、デジカメ Watchの読者のみなさんの好物が盛りだくさんです。目次から個人的に興味のある記事を抜き出すと「写りはスゴイけど、スマートさに欠ける|フジフイルム GFX100S II」「無邪気に称賛し辛い|ニコン Z6III」「OMの絵作りに不満なワケ」「性能は文句ナシ。あとは背中を押す何かが欲しい|キヤノン RF28-70mm F2.8 IS STM」「OM-3に思うアレヤコレヤ」あたりでしょうか。

今回は全体的にコシナ濃いめですね。ミスター・ニコンの後藤哲朗さんもご登場です。販売価格は1,540円で、Kindle版もあります。

豊田さんも会員の日本作例写真家協会写真展『JSPA2025』が明日から始まります。

デジカメ Watchの人気連載『アカギカメラ』でお馴染みの赤城耕一会長はもちろん、私も参加しています。豊田さんが在廊しているタイミングにご来場いただければいろいろお話しができますよ。本書を持参すればサインを入れてくれるはず。

また、今回も写真展の図録を数量限定で販売しています。会期中にギャラリートークも開催しますので、東京・渋谷までぜひ気軽に足を運んでください。お待ちしております。

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。