岡嶋和幸の「あとで買う」

1,302点目:カラーマネジメントモニターを2台並べたい

EIZO「ColorEdge CS2400S」

ネットショップのカートの中にある「あとで買う」には、様子見をしているなど気になるアイテムがたくさん入っています。この連載では、フォトライフに関連する製品を中心にその中身をお届けします。どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、日々の物欲をお楽しみください。

EIZO「ColorEdge CS2400S」

デジカメ Watchの週刊アンケートの「カラーキャリブレーションモニター使っている?」では、「使っている」が44.8%、「使ってみたい」が32.9%という結果でした。使ってみたいけれど値段が高いというコメントも見られますが、10万円を切れば手が届くのでしょうか。

本連載でもカラーマネジメントモニターを紹介していますが、私のように「やっぱりEIZO」「できればAdobe RGB対応」という人は少なくないでしょう。そして事件が起きました。705点目の「ColorEdge CS2731」のときに少し紹介した「ColorEdge CS2400S」が、ここにきてすごくお買い得なのです。

先月くらいに8万円台前半まで値下がりし、それでも安いと思ったのですが、11月19日(火)現在の販売価格は7万1,400円です。専用の遮光フード「CH2400」と、新しくなったキャリブレーションセンサー「EX5」を一緒に購入しても10万円ちょっとです。これは現在愛用しているデュアルモニター環境の2台を入れ替えるチャンスかもしれません。

できれば27インチにしたいのですが、前述の「ColorEdge CS2731」は11万6,000円前後と、2台まとめてだと20万円オーバー。もう少しの辛抱でしょうか。デュアルモニター環境を構築してしまうと、次回以降買い替えるときは2台セットとなる地獄を知りませんでした。でも広々としたモニター環境は超快適です。やめられません。

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。