岡嶋和幸の「あとで買う」

1,303点目:過酷な撮影環境にも対応するブーツ

D-VEC「FOGLER GORE-TEX MID」

ネットショップのカートの中にある「あとで買う」には、様子見をしているなど気になるアイテムがたくさん入っています。この連載では、フォトライフに関連する製品を中心にその中身をお届けします。どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、日々の物欲をお楽しみください。

D-VEC「FOGLER GORE-TEX MID」

本日はフィッシングの過酷なフィールドにも対応するという、ダイワの名作ブーツ「FOGLER」をD-VEC仕様にアップデートした製品です。

それならば過酷な撮影環境にも対応できるでしょう。しかもタウンユースを想定し、従来品よりもロゴマークを減らすことでファッション性を高めています。派手なカラーリングは大好物ですが、ロゴマークが目立つデザインのものは避ける傾向なのでこれはうれしいです。販売価格は3万5,200円前後で、色はブラックのみです。

でもできれば「GORE-TEX」のロゴマークももっと小さくしてほしかった。「Vibram」の黄色いロゴマークもソールに入っているのだから、わざわざ見える位置にレイアウトしなくても良かったのでは? などと細かい注文を付けたくなりますが、従来品との差別化をそれくらい思い切って図ってほしかったですね。

撮影用のシューズはゴアテックスとヴィブラムの組み合わせが絶対という私の条件をクリア。好みのデザインの製品を見つけても、どちらか一方というケースが最近多く購入を見送ってばかりです。

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。