岡嶋和幸の「あとで買う」

1,163点目:“着るカメラバッグ”で撮影に出かける

スノーピーク「TAKIBI Weather Cloth Vest」

ネットショップのカートの中にある「あとで買う」には、様子見をしているなど気になるアイテムがたくさん入っています。この連載では、フォトライフに関連する製品を中心にその中身をお届けします。どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、日々の物欲をお楽しみください。

スノーピーク「TAKIBI Weather Cloth Vest」

1,135点目などこれまでもキャンプベストをいくつか紹介しましたが、本日はスノーピークの製品です。

カメラマンベストの見た目が苦手な私もこれなら着用できそうです。もちろんタウンユースではなくアウトドア限定で。

同社の「TAKIBI Vest」シリーズは、難燃性と耐久性に優れているのが特徴です。着脱もスムーズに行え、シャツの上から気軽に羽織ることができます。ポケットが充実するなど高い収納力が魅力ですが、例えばドリンクボトルの収納に最適なサイドポケットに交換レンズを入れるのも良いでしょう。

背面の大きなポケットにはウィンドブレーカーやスポーツタオルなど、バッグにいろいろ詰め込む感じで気軽に持ち運ぶことができます。機材量がそれほど多くなければ、カメラバッグなしでこのベストだけで撮影に出かけることも可能でしょう。販売価格は4万2,900円前後で、色はブラックとフォリッジが選べます。

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。