岡嶋和幸の「あとで買う」

1,158点目:自分らしい写真の世界が見つけられる最新号

ミツバチワークス『GENIC|私の写真世界 vol.71』

ネットショップのカートの中にある「あとで買う」には、様子見をしているなど気になるアイテムがたくさん入っています。この連載では、フォトライフに関連する製品を中心にその中身をお届けします。どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、日々の物欲をお楽しみください。

ミツバチワークス『GENIC|私の写真世界 vol.71』

『GENIC』最新号のテーマは「私の写真世界」です。「写真に投影されるのは、自分自身です。自分らしさとはいったい何なのか? その回答が見つかる」特集なのだそうです。

表紙写真は小浪次郎さんによる多重露光のフィルム作品。すごく格好良いです。今日までのブレない撮影スタイルと自分らしさについてのインタビューも掲載されています。

ハービー・山口さんの作品のエピソード紹介も読み応えがあります。津田直さんの「世界を翻訳する」、aikaさんの「作品制作解剖」のほか、「SNSで脚光を浴びる表現者たち」「フォトグラファーが創るメディアの世界」などの記事も興味深い内容で、今号もいろいろ勉強になります。販売価格は1,870円です。

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。