岡嶋和幸の「あとで買う」

890点目:運動量の多い秋冬の撮影に最適なアウトドアウェア

ミレー「ドライ グリッド フーディー」

ネットショップのカートの中にある「あとで買う」には、様子見をしているなど気になるアイテムがたくさん入っています。この連載では、フォトライフに関連する製品を中心にその中身をお届けします。どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、日々の物欲をお楽しみください。

ミレー「ドライ グリッド フーディー」

秋冬の屋外撮影では保温着が必要です。いろいろなメーカーや素材のものを毎年試し買い増ししていますが、いま気になっているのがミレーのドライグリッドシリーズの製品。保温性がより高い製品はほかにラインアップされているのですが、こちらは吸水速乾性に優れていて、肌面をドライに保ちつつ汗を素早く拡散。移動しながら撮影するような運動量の多いシーンに最適です。

現在、川沿いをひたすら歩きながら作品撮りを行っているのですが、それほど機材量が多くないのにすぐに汗をかいてしまいます。でも油断すると体を冷やしてしまうため、機能性に優れたこのようなウェアは魅力です。販売価格は1万6,000円前後。

クルーネックの「ドライ グリッド クルー」もラインアップされていて、こちらは1万3,000円前後です。

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。