岡嶋和幸の「あとで買う」

722点目:コンパクトで持ち歩きやすい折りたたみ傘

Wpc. IZA「IZA Type:Compact」

ネットショップのカートの中にある「あとで買う」には、様子見をしているなど気になるアイテムがたくさん入っています。この連載では、フォトライフに関連する製品を中心にその中身をお届けします。どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、日々の物欲をお楽しみください。

Wpc. IZA「IZA Type:Compact」

スナップ撮影のとき、フットワーク重視でできるだけ軽装で出かけるようにしています。余計な荷物は持ち歩きたくないので、傘をどうするかいつも悩みます。フード付きのアウターを着用していれば少々の雨なら問題ありませんが、夏は薄着なので傘が必要です。緊急時はコンビニでビニール傘を購入すれば良いのですが、増え続ける一方で、現在では売るほどストックがあり困っています。

「Wpc. IZA」(ダブリュピーシーイーザ)というブランドのこの製品は6本の親骨を5段階で折りたたむ設計で、収納時は17×6.5cmととてもコンパクトです。小さめのバッグに入れても邪魔になりにくい大きさです。晴雨兼用なので、天候や季節に関係なく常に持ち歩きたい製品です。重さは220gで、開いたときの直径は96cm。販売価格は3,500円前後で、色はブラック、オフ、ネイビー、ベージュ、グレーが選べます。

このほかに重さ300g、直径100cm、収納時は21×6cmと少し大きめの「IZA Type:LARGE&COMPACT」、重さ190g、直径90cm、収納時は24×5cmと軽量スリムの「IZA Type:Light&Slim」もラインアップされています。

いずれも常に携行しやすいコンパクトさが魅力ですが、使い勝手や耐久性など気になる部分もあります。降水確率が高い日やすでに雨が降っているとき、日射しが強いときなどはもっとしっかりした作りの傘、大きめの傘を持ち歩く感じになると思います。

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。