岡嶋和幸の「あとで買う」

650点目:ディスプレイに固定する高演色のデスクライト

山田照明「モニター設置型デスクライト ZM-101 B」

ネットショップのカートの中にある「あとで買う」には、様子見をしているなど気になるアイテムがたくさん入っています。この連載では、フォトライフに関連する製品を中心にその中身をお届けします。どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、日々の物欲をお楽しみください。

山田照明「モニター設置型デスクライト ZM-101 B」

128点目で紹介したBenQの「ScreenBar Plus」と同タイプの製品です。ディスプレイに引っ掛けるだけで簡単に設置でき、電源はUSB給電なので配線もすっきり。現在、パソコン周りでは山田照明のZライトを愛用していますが、位置を自由に動かせる反面、アーム部分がディスプレイに当たるなど邪魔に感じることもあります。このタイプの製品はディスプレイに固定できるので便利です。

使用されているLEDライトの演色評価数は「Ra90」と高演色。特にR9(赤)の演色性が高いようです。写真は撮影からプリントまで光源の演色性が重要で、パソコン周りでも安心して使えるライトといえるでしょう。プリントを楽しむユーザーに最適で、調光と調色はタッチスイッチで操作。カラーマネジメント環境で推奨の5,000Kにも設定できます。販売価格は1万2,000円前後です。

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。