岡嶋和幸の「あとで買う」

500点目:ローアングルでの水平出しに便利なレベルシュー

ZONOYAのホットシューカバー型水準器

ネットショップのカートの中にある「あとで買う」には、様子見をしているなど気になるアイテムが沢山あります。この連載では、撮影や写真関連のアイテムを中心にその中身をお届けします。購入前の製品については使った感想や評価はありませんが、どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、日々の物欲をお楽しみください。

ZONOYAのホットシューカバー型水準器

ホットシューカバー型のコンパクトな水準器が欲しくてAmazonで検索したところ、予想以上にたくさん販売されていてびっくり! レベルシューとも呼ばれる製品なのですが、100円ちょっとのものから選べ、高いものでも500円くらいと、普通のホットシューカバーと変わらないくらいのお値段です。どれが良いのか判断が付かないので、最短で届いて、配送料無料で一番安いものをとりあえず購入してみました。

それがこちらの製品なのですが、私が購入したときは262円でした。円安が関係しているのかどうかは分かりませんが、最近の販売価格は380円前後です。

材質はゴムなので柔らかめです。スムーズに取り付けることができました。作りは少し粗めですが、商品ページに掲載されている写真よりはきれいだと思いました。ゴムなので小さなホコリなどが付着しやすいのですが、このお値段なので問題なしです。もちろん水準器としてもきちんと機能します。

RICOH GR IIIxには144点目で紹介したサムレストを装着しているので、RICOH GR IIIに取り付けたのですが、ホットシューの奥まで差し込むと短くてちょっと不格好です。EOS R6だと短さは気にならない感じですが、バリアングルモニターがあるので、ローアングル撮影では電子水準器を使うでしょう。飾りとして付けておくのは良いと思います。

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。