岡嶋和幸の「あとで買う」

377点目:ビックカメラとピクトリコのコラボ写真用紙

ビックカメラ&ピクトリコのプレミアムペーパーシリーズ

ネットショップのカートの中にある「あとで買う」には、様子見をしているなど気になるアイテムが沢山あります。この連載では、撮影や写真関連のアイテムを中心にその中身をお届けします。購入前の製品については使った感想や評価はありませんが、どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、日々の物欲をお楽しみください。

ビックカメラ&ピクトリコのプレミアムペーパーシリーズ

以前からあるインクジェットプリンター用の写真用紙なのですが、ヨドバシカメラとピクトリコがコラボレーションした製品はフォトコンテストの応募作品でたまに目にしていました。光沢と半光沢が選べるのですが、ビックカメラ版があるのは知りませんでした。

こちらは半光沢、絹目、マットの3タイプが選べます。光沢と絹目はA4(20枚入り)、ハガキ(50枚入り)、L判(100枚入り)の3サイズで、マットはA4(50枚入り)のみとなります。A4の販売価格は光沢と絹目が890円前後、マットは1,500円前後です。光沢と絹目は各サイズとも、5個セットのパッケージも用意されていて、A4だと3,600円前後とお買い得です。

光沢のピクトリコプロ・フォトペーパー、半光沢のピクトリコプロ・セミグロスペーパーの半額に近い販売価格なのですが、プリント品質がどれくらい違うのか気になるところです。デジタルカメラマガジンのプリント連載でいずれ、ヨドバシカメラのコラボ製品と合わせて取り上げてみたいと思います。

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。