岡嶋和幸の「あとで買う」

318点目:珍スポット好きの写真愛好家も楽しめる旅行雑誌

スタンダーズ「ワンダーJAPON」

私のAmazonのショッピングカートには、そのままレジに進むのではなく、「あとで買う」に移して様子見をしているアイテムが沢山あります。それらは値下がりなど何かのタイミングで購入するものもあれば、気持ちが覚めてしまって削除するものも……。この連載では、カメラや写真関連のアイテムを中心に、日々増え続ける私の「あとで買う」の中身をお届けします。いずれも購入前なので使った感想や評価はありませんが、どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、岡嶋和幸の日々の物欲をお楽しみください。

スタンダーズ「ワンダーJAPON」

写真家の佐藤健寿さんの作品集『世界』のAmazonの商品ページでおすすめされた「ワンダーJAPON」という旅行雑誌の最新号。その特集が「福岡・佐賀の変な場所」だったので、次に帰省したときの参考にしようと思い購入しました。福岡出身の私の知らない場所がたくさん紹介されていて、カメラを手に訪れてみたくなりました。販売価格は1,540円です。Kindle版もあります。

この雑誌の前身は三才ブックスが発行していた「ワンダーJAPAN」で、そのバックナンバーのほとんどがKindle Unlimitedで読み放題となっています。2021年6月に「ワンダーJAPON」として新たに創刊されていて、そのときの特集が東京、第2号がみちのく、第3号が大阪と、こちらのバックナンバーも気になります。

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。