岡嶋和幸の「あとで買う」

282点目:中身よりパッケージがカメラ好きに大人気

カルディのカメラ缶チョコレート

私のAmazonのショッピングカートには、そのままレジに進むのではなく、「あとで買う」に移して様子見をしているアイテムが沢山あります。それらは値下がりなど何かのタイミングで購入するものもあれば、気持ちが覚めてしまって削除するものも……。この連載では、カメラや写真関連のアイテムを中心に、日々増え続ける私の「あとで買う」の中身をお届けします。いずれも購入前なので使った感想や評価はありませんが、どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、岡嶋和幸の日々の物欲をお楽しみください。

カルディのカメラ缶チョコレート

この時期になるとSNSのタイムラインに頻繁に登場するのがチョコレートが入ったカメラ型の缶です。バレンタインデーにはちょっと早いのですが、そろそろ準備するようにとの戦略なのでしょうか。

たしかにカメラ好きの人の反応はすごく良いのですが、欲しいのは中身のクランチチョコレートではなくパッケージでしょう。小物の収納ケースとして活用されるのだと想像します。チョコレートも1個ずつフィルムのように包装されていて、物欲をそそられるのです。

よく目にするのがカルディのこちらの製品です。二眼レフカメラをモチーフにしたタイプもあり、どちらもブラックとブラウンが選べます。販売価格は1,500円前後と、バレンタインシーズンだからなのか高めの設定になっているようです。それでもレトロなカメラの形が可愛いから欲しくなりますね。すでに挑戦された人がいると思いますが、ピンホールカメラに改造できると面白いかもしれません。

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。