岡嶋和幸の「あとで買う」

51点目:スポッティングなどで便利なLEDライト付きルーペ

サンワダイレクトのスタンドルーペ

この連載では、カメラや写真関連のアイテムを中心に、Amazonの私のショッピングカートの中身をお届けします。とはいえ、いずれも購入前の商品なので、実際に使ってみた感想や評価などは特にありません。どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、岡嶋和幸の日々の物欲をお楽しみください。

サンワダイレクトのスタンドルーペ

銀塩プリントのスポッティングは、若いころは裸眼で普通に行うことができていましたが、今は老眼なのでよく見えません。非常に細かい作業なので老眼鏡をかけても難しく、近年はメガネ型のルーペを装着しています。内蔵されたLEDライトが手元を明るく照らしてくれるので便利なのですが、プリント全体を確認するときは外さないと見えないので面倒です。そこで今度はスタンド型のルーペを試してみようと思います。

検索するといろいろな製品がヒットします。価格もピンキリといった感じで、カスタマーレビューを参考に検討した結果、サンワダイレクトのスタンドルーペが有力候補です。この製品はスタンドで自立する他、クリップでデスクに固定することもできます。レンズ径は9cmと11cmで、どちらもアームの有無が選べます。アームは両手を使った細かい作業で便利そうですが、平らなところに置いて作業をしないとプリントが折れてしまうので、私はアームなしです。スポッティングはピンポイントの作業になるため、レンズは小さい方で十分でしょう。9cmのアームなし「400-CAM019」の販売価格は2,500円前後です。

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。