岡嶋和幸の「あとで買う」

46点目:プリントなどが取り扱いやすい運転士さんの白手袋

サンダイの「滑り止め付きコットン手袋」

この連載では、カメラや写真関連のアイテムを中心に、Amazonの私のショッピングカートの中身をお届けします。とはいえ、いずれも購入前の商品なので、実際に使ってみた感想や評価などは特にありません。どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、岡嶋和幸の日々の物欲をお楽しみください。

サンダイの「滑り止め付きコットン手袋」

フィルムやプリントを取り扱う際に装着する手袋は、これまでカメラ用品メーカーのものを購入していました。静電気防止であるなど、写真用途に特化したものだからです。でもフォトコンテストの審査会や写真教室のプリント講評などでは、デスクに重ねられたり、テーブルに広げられた応募作品の取り扱いがやりづらいです。スリーブに入れられたプリントは静電気などでくっついたりしていて、そのたびに手袋を付けたり外したり面倒です。うっかり素手でプリントに触れてしまいそうになります。

今年はピクトリコフォトコンテストの審査員を務めさせていただきました。その審査会で用意されていた手袋は滑り止め加工が施されていて、応募作品が取り扱いやすくとても快適でした。どのような製品なのかを担当者に尋ねると、バスの運転士さんなどが装着する手袋なのだとか。

Amazonで検索すると複数の製品がヒットしたのですが、中でもサンダイの「滑り止め付きコットン手袋」が良さげな感じ。S、M、L、LLの4サイズで、それぞれ1双、3双、5双が選べます。手袋は消耗品なので、私は5双にします。販売価格は3,000円前後です。写真用ではないのでフィルムなどを取り扱う際には注意が必要ですが、細かい作業も行いやすいと思います。

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。