岡嶋和幸の「あとで買う」

41点目:バッテリーの携行や整理に役立ちそうなソフトケース

シンクタンクフォトの「バッテリーホルダー」

この連載では、カメラや写真関連のアイテムを中心に、Amazonの私のショッピングカートの中身をお届けします。とはいえ、いずれも購入前の商品なので、実際に使ってみた感想や評価などは特にありません。どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、岡嶋和幸の日々の物欲をお楽しみください。

シンクタンクフォトの「バッテリーホルダー」

デジタルカメラの黎明期はこまめに電源を切るなどバッテリー切れに神経質になったものです。今では大きく改善され、近年は予備バッテリーがなくても困らないほどです。もちろん撮影する被写体やシーン、カメラの使い方などにより個人差はあるでしょう。電気のない僻地へ撮影旅行に出かける際には、フル充電したバッテリーを大量に持って行くという友人写真家もいます。

ミラーレスカメラに移行したとき、再びバッテリーの持ちを気にするようになりました。予備のバッテリーはカメラバッグのポケットに入れたりするのですが、急いで交換しなくてはいけないときにすぐに取り出せないなど、今さらながらバッテリーの整理術を確立しなくてはと思いました。100円ショップで購入したプラスチック製の小物ケースを活用している友人写真家もいますが、私は柔らかい素材のものでもっとスマートに保管したいです。

シンクタンクフォトのアクセサリーでいろいろなタイプのケースの存在を知りました。この「バッテリーホルダー」には4タイプがあります。私の用途にぴったりなのは「DSLRバッテリーホルダー2」という、デジタル一眼レフカメラやミラーレスカメラでよく使われているバッテリーを2個入れられる製品。 販売価格は1,000円前後です。口を留めるベルクロ(マジックテープ)はあまり好きではないのですが、使い勝手は良さそうです。充電済みと使用済みをバッテリーの表裏で判別できるようルールを決め、カメラバッグの定位置に入れるようにします。

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。