特別企画

プリント初心者必見!お出かけ写真の“その後”の楽しみ方

ただ撮るだけではもったいない! 親子の思い出をプリント作品にしよう

楽しかった想い出のたくさんの写真。

せっかくの子どもの笑顔をスマートフォンやパソコンに仕舞い込んではいないだろうか?

今回、話題のアミューズメント施設「レゴランド・ジャパン」に行き、子どもの遊ぶ様子や、喜んでいる表情をカメラに収めてきた。

その写真を使い、簡単で楽しいプリントを紹介したいと思う。

使用したプリンターはキヤノンのインクジェットプリンター新PIXUS XK50。これまでの家庭用プリンターよりも、画質とコストパフォーマンスがさらに優れ、使い勝手が良くなった。ハイアマチュアからプリント初心者まで幅広い層に愛されること間違いないクオリティだ。

PIXUS XK50

パソコンを使わずに簡単プリント

まずは写真用紙を使って、ワンランクアップした写真プリントをしてみよう。

プリントはまず、どんな雰囲気のプリントにするのか、紙の種類を選ぶ。今回は、光沢紙の色域が広くなったPIXUS XK50を使用するということで、キヤノン純正紙の「光沢ゴールド」を選んでみた。

パソコンやスマートフォンからもプリンターで写真をプリントできるが、一番簡単で操作も早い、プリンターにSDカードを挿す方法で紹介しようと思う。

プリンター上部にある後トレイに、A4用紙をプリント面を上にしてセットする。

つまみを調整すると以下のような画面がでてくる。

A4用紙と、光沢ゴールドを選択。

SDカードをプリンター左下の挿入口にセットする。

SDカードをセットすると画面に以下の文字が表示されるので、「選んで写真印刷」をタッチする。

SDカードに入っている写真が大きく表示される。

他の写真を選びたい場合は、左右の矢印でも1枚ずつ送ることができる。サムネイル画像で複数の写真を見たい場合は、画面の下部に隠れているメニューの左部分をタッチ。

するとサムネイル画像が現れる。ここからプリントしたい写真を選んでも良い。

PIXUS XK50の液晶モニターは4.3型とかなり大きくみやすい。タッチパネルでの操作もスムーズに行えた。

画面を戻し、印刷設定でフチのあり/なしや自動補正などをセレクト。

スタートボタンを押すと、1枚約41秒でプリントされる。このクラスとしては非常に速い印象だ。

プリントが出てきた。PIXUS XK50は新開発のプレミアム6色ハイブリッドインクを採用し、新色のフォトブルーインクにより粒状感が低減。さらなる繊細な描写が可能となった。

額装すれば一気に映える!

さて、この写真をせっかくなので額に入れてみよう。

額装というと敷居が高いように感じる人もいるかもしれないが、最近はプチプライスのインテリアショップで可愛い額がたくさん売っている。今回はこれを使用してみる。

そうすると一気に作品ぽくなった。

さっそく部屋に飾ってみよう。たとえばこのシンプルな壁。

その白い余白を活かし、額を数点飾ってみる。

素敵な空間を作ることができた。

(額:左から799円、399円、999円、799円、799円。すべてIKEA)

ポイントは、全てを同じ大きさにしないで、子どもの顔以外の写真も使うこと。

真四角プリントはボール紙を活用

次に、真四角のプリントも挑戦してみる。ペラっとした紙を吊るしたりしても可愛いけれど、ボール紙にテープ糊で貼ってまわりを切り落せば、簡単にパネルにすることができる。

PIXUS XKシリーズは、キヤノン純正のスクエア用紙に対応しているので、写真画質で真四角プリントを作れるのだ。

(材料・道具:キヤノン光沢ゴールド スクエア紙、ボール紙、ベニア板、黒板塗料、ポスカの太/細)

柱に貼ったり……

ベニア板を黒く塗装して9枚の写真を貼ったりと、部屋に応じて色んな楽しみ方ができる。

親子で楽しいアルバム作り

次に、簡単なアルバムを作ってみよう。

既製のアルバムもいいけれど、スケッチブックやノートにプリントを貼る。マスキングテープやシールも使ってデコレーションすると楽しい。

その日のママの感想や、子どもが描いた絵なども添えると、
唯一無二の親子アルバムが作れる。

(材料・道具:スケッチブック、マスキングテープ。ステッカー、テープ糊、サインペン)

大容量インクタンクを採用するPIXUS XK50は、L判フチなしが約1枚12.5円とランニングコストが非常に低い。今まで貯めた写真をどんどんプリントしよう。

プリントしたL判やハガキサイズの写真は、封筒を作ると思い出ごとにまとめることができる。

(材料・道具:キヤノン マットフォトペーパー A4サイズ、テープ糊、カッター)

また、カラープリント以外にも、モノクロやセピアトーンのプリントをしても楽しい。それにPIXUS XK50は、和紙などのキヤノン純正以外のファインアート紙にも対応しており、プリント好きには特に嬉しいポイントだ。

(額:399円。IKEA)

プリントは「優しさ」だ

写真を撮ることは簡単にできても、それから何かするには手間がかかる様な気がしてしまう。

そんな人は多いのかもしれない。けれども、今の時代はパソコンも使わずに簡単に綺麗なプリントができるようになっている。

思い出はいつも“ママのスマートフォンの中”では、子どもや他の家族はそれを共有することが難しい。誰の目にも見えるように、それはちょっとした優しさなのかもしれない。

紙を選ぶ、プリントする、飾る。その楽しさと、残る形にするという喜びは、写真を撮る人の大事な文化なのだと思う。それをぜひ、新しくなったPIXUS XK50で体験して欲しい。

子どもが大喜びの撮影空間「レゴランド・ジャパン」

この企画の撮影でおじゃましたレゴランド・ジャパンは、子どもが大好きな雰囲気にあふれた施設。写真映えするカラフルな空間で、はしゃぐ子どもの姿をいっぱい撮影できるのだ。

レゴランド・ジャパン内を巡回するスタッフが一眼レフカメラで撮影してくれるサービスもある。子どもと一緒に撮ってもらった写真を、その場でフォトブックとして注文することも可能。

自分で撮った写真はPIXUSで作品にと、子どもと一緒に写った写真はフォトブックに……と、一度のおでかけでたっぷり写真を楽しめるスポットなのだ。

PIXUSセミナーが開催!

この秋、PIXUSを使ったセミナーが続々と開催されます。その一部をご紹介しましょう。(編集部)

プリントすると写真がうまくなる! with Canon PIXUS PRO-100S

写真家・岡嶋和幸さんが講師を務めるPIXUS PRO-100Sを使った講座。プリントすることで写真セレクトのセンスや用紙の選び方などが学べます。

開催日:11月5日(日)
10時30分〜13時(午前の部)、14時30分〜17時(午後の部)
開催場所:株式会社インプレス セミナールーム
東京都千代田区神田神保町1-105 神保町三井ビルディング
http://ganref.jp/common/special/pixus2017/1105/

開催日:11月26日(日)
10時30分〜13時(午前の部)、14時30分〜17時(午後の部)
開催場所:meriken gallery & cafe
神戸市中央区波止場町6-5 上屋SO-KO
http://ganref.jp/common/special/pixus2017/1126/

はじめてプリントを楽しむワークショップ with Canon PIXUS XK50

発売されたばかりのPIXUS XK50を使い、その場で撮影したテーブルフォトをプリントするワークショップ。講師は写真家の山崎えりこさん。ミラーレスカメラのEOS M100も体験できます。

開催日:11月25日(土)
10時〜13時(午前の部)、14時〜17時(午後の部)
開催場所:meriken gallery & cafe
神戸市中央区波止場町6-5 上屋SO-KO
http://ganref.jp/common/special/pixus2017/1125/

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制作協力:キヤノン
撮影協力:レゴランド・ジャパン

鈴木さや香

(すずきさやか)写真家。山岸伸に師事の後、2012年2月独立。写真雑誌のほか、CDジャケットや広告写真をメインに活動の幅を広げている他、カメラメーカーなどのワークショップの講師を担当。鎌倉での旅のフォトエッセイを連載中。Webサイト:かまくらかたおもい