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ソニーサイバーショットDSC-RX100M2
DSC-RX100と外観比較
Reported by 本誌:鈴木誠(2013/7/12 00:00)
ソニーが5日に発売したコンパクトデジタルカメラ「サイバーショットDSC-RX100M2」の外観レポートをお届けする。ベースモデルと言えるDSC-RX100との比較も交えた。
DSC-RX100M2とDSC-RX100は、どちらも1型(13.2×8.8mm)有効2,020万画素の撮像素子に、35mm判換算28-100mm相当F1.8-4.9のズームレンズを組み合わせたモデル。コンパクトデジタルカメラとしては高画質が期待できる大きめの撮像素子と、汎用性の高いズームレンズをポケットサイズにまとめた点が話題の機種だ。DSC-RX100M2のベースと言えるDSC-RX100は、2012年6月の発売以来、高画質訴求のいわゆる“高級コンパクトデジカメ”のトレンドを牽引してきた1台と言えるだろう。
新しいDSC-RX100M2における主な違いは、CMOSセンサーが裏面照射型となり、最高感度がISO12800に向上(ベース感度はISO125からISO160になった)した点や、外付けEVFやクリップオンストロボなどを取り付けられるマルチインターフェースシュー、チルト式液晶モニター、Wi-Fi/NFC機能を新搭載した点。
Wi-Fi機能では、スマートフォンへの画像転送のほかに、スマートフォンのディスプレイでフレーミングを確かめながら撮影できるリモート機能も利用できる。Wi-Fi内蔵メモリーカードにはない機能だ。
DSC-RX100M2とDSC-RX100でボディのサイズ感に変わりはなく、一見してわかる違いはアクセサリーシュー部分がボディ上部に出ている点と、チルト式になって2mm強の厚みが増したモニター部分のみ。持ち替えて違和感があるほどではない。
スペックを見ても、DSC-RX100に比べて撮影時重量が約40g増、撮影可能枚数が約330枚とDSC-RX100より20枚少なくなっている程度で、使用上の大きな違いはなさそうだ。microUSB端子からの充電にも引き続き対応する。
本稿執筆時の市場価格は、DSC-RX100が5万1,400円前後、DSC-RX100M2が7万4,980円前後となっている。DSC-RX100も併売とのことで、各自の求める機能によって選びたい。
DSC-RX100M2の実写を交えた詳細なレビューは後日掲載する予定だ。
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