写真で見るニコンD4
Reported by 本誌:武石修
ニコンが16日に発売するプロ向けデジタル一眼レフカメラ「D4」をお借りできたので、外観写真を中心にお伝えする。
D4 |
最高ISO204800相当での撮影やAF・AE追従の10コマ/秒での連写などに対応したニコンのプロ機で、報道やスポーツ写真に向けたモデル。外観では、縦位置撮影の使い勝手を高めるため、サブセレクターや親指用の指掛かりを新設した。デザインはペンタ部の盛り上がりがより小さくなりボディの一体感が高まったように感じる。
シャッター音は「D3」に比べるとややマイルドになった印象を受けるが、切れのあるサウンドは健在だ。
・連写時のミラー動作
■本体
マウント部 | ニコンFXフォーマットのロゴプレート |
マウント左側にはプレビューボタン(上)とファンクションボタン(下)を備える | 右側にはレンズ取り外しボタンとAF/MF切り替えレバーを装備 |
サブコマンドダイヤル周り | 機種名ロゴ |
シンクロ端子(上)と10ピンターミナル(下) | 側面の端子カバーを開けたところ。新たに有線LAN端子(RJ-45)などを備えた |
背面左側のボタン列 | 右側にはマルチセレクターの上にサブセレクターを装備。また、マイクの上に縦位置用セレクターも備えた |
ライブビューセレクターも新設 | Nikonロゴは彫り込み |
縦位置に構えた際に親指用がかかるグリップが付いた | 縦位置シャッターダイヤル周り |
カードスロットは左側がXQDメモリーカード、右側がCFとなっている | CFを挿入したところ |
優先して記録するスロットを選択可能 | 2枚のカードを入れた際の動作も選べる |
ファインダーにはアイピースシャッターを装備 |
シャッターボタン周り。新たに動画撮影ボタンを設けた | 上面表示パネル |
レリーズモードダイヤル | ホットシューおよび視度調整ダイヤル |
新機能のボタン照明を点灯させたところ | レリーズモードダイヤルの指標も点灯するので、その下のモードを暗い場所で読めるようになる |
バッテリー室 |
D4からは新型バッテリー「EN-EL18」(左)を採用。従来の「EN-EL4a」(右)と互換性はない | EN-EL18(左)とEN-EL4aでは端子の位置も異なる |
同梱のストラップ | 左から、付属のホットシューカバー、ステレオミニプラグケーブル用端子カバー、USBケーブルクリップ |
同梱の充電器 | マニュアル類 |
■レンズ装着例
・AF-S NIKKOR 50mm F1.8 G
・AF-S NIKKOR 24-70mm F2.8 G ED
■D3(右)との比較
■メニュー画面
・再生メニュー
・撮影メニュー
・カスタムメニュー
・セットアップメニュー
・画像編集メニュー
・マイメニュー
・そのほか
拡張設定も含めると、感度はISO50相当~ISO204800相当になる |
動画の設定画面 |
動画の記録サイズとフレームレート。動画でクロップも可能 |
マイクの設定 | マイクレベルはマニュアルでも設定できる |
動画の録画画面 | 動画撮影中に水準器を表示することもできる |
インフォメーション表示 |
武石 修
2012/2/3/ 00:00