【新製品レビュー】富士フイルムFinePix F70EXR

〜10倍ズームを搭載したスーパーCCDハニカムEXR搭載機
Reported by 吉森信哉

 独自の撮像素子「スーパーCCDハニカムEXR」を搭載したスリムな高倍率ズーム機で、2月に発売されたFinePix F200EXRの弟分に相当するモデルである。スリムでスタイリッシュなモデルは各社から発売されているし、高倍率ズームを搭載したスリム機も増えてきた。FinePixの場合、そこに独自の撮像素子「スーパーCCDハニカムEXR」を投入することで、画質面でのアドバンテージを追求している。

 ただし、ひとくちに「スーパーCCDハニカムEXR」といっても、F200EXRとF70EXRとではその仕様が違う。F200EXRは「1/1.6型・1200万画素」で、F70EXRは「1/2型・1,000万画素」。このあたりが“弟分”たる所以だろう。

 だが、レンズに目を移すと立場は逆転する。今回のF70EXRには、画角と倍率の両方で勝る「27mm相当からの光学10倍ズーム」が搭載されているのだ(F200EXRは、28mm相当からの光学5倍ズーム)。引き続きCCDシフト式の手ブレ補正も装備。もちろん、レンズの画角や倍率で「カメラの格」が決まる訳ではないが、多くのユーザーに与えるインパクトは大きい。撮影機能に関しては、シーンポジション(SP)の中に「ぼかしコントロール」と「連写重ね撮り」の2つの新モードが加わった点が特筆できる。

シンプルながら飽きのこないデザイン

 シャープな印象を与える「ナローシェープデザイン」を採用したF200EXRもスリムな印象だが、F70EXRはそれに負けないくらいスリムなモデルである。本体奥行きはF200EXRが23.4mmなのに対して、F70EXRはズーム倍率が伸びたにも関わらず、22.7mmとがんばっている。ボディのライン処理も巧みで、フラットな本体部分と少し出っ張るレンズ部とのギャップに違和感を感じさせない。また、光沢感のある表面の処理や、わずかに出っ張るグリップ部(右手側の端)のパーツおかげで、F200EXR以上にホールド感がよい。

 それ以外にも、電源のオンオフ時やズーム時の作動音が静粛な点などに好感が持てた。撮影モードの選択や、基本的な機能(露出補正、ホワイトバランス、ISO感度など)の操作はF200EXRを踏襲していて、その点に関しても特に不満は感じない。

10倍という高倍率ズームレンズを搭載しながらも、ボディはきわめてスリム。また、直線と曲線の取り合わせも巧みで、シンプルながら飽きのこないデザインに仕上がっている270mm相当の望遠端までズームすると、レンズ鏡筒はこ〜んなに伸びる……というより、ボディが薄くて鏡筒の径が小さいために、かなり長く伸びたような印象を受ける
背面側の各操作パーツの配置や機能割り当ては、基本的にF200EXRを踏襲している。ただし、フォトモード(F)ボタンで設定できる項目など、一部に変更点も見られるFinePix Fシリーズとして初めて、記録メディアがSDHC/SDメモリーカード専用になった。バッテリーはF200EXRと同じ充電式バッテリー「NP-50」で、撮影可能枚数も「約230枚」と同じ

 なお、フォトモード(F)ボタンとMENU/OKボタンに割り当てられた機能が、F200EXRとは微妙に異なる。まあ、どちらが良くてどちらが悪い、という類の話でもないのだが……。少しイライラしたのは、再生時の表示切換。ズームレバーの操作で1コマ、1コマ順序付き(Windows VistaやMac OS XのCover Flow風の表示)、2コマ、9コマ、100コマ(マイクロサムネイル)、と切り換わるのだが、1コマ順序付きと2コマ表示を挟むため、1コマ表示から使用頻度の高い9コマ表示に「なかなか到達しない!」と感じてしまうのだ。それと、液晶モニターの表示が少し青っぽいのが気になった。

フォトモード(F)ボタンを押して呼び出す「F-モードメニュー」。F200EXRにはあったホワイトバランスの項目などが通常メニューに移され、よりシンプルな構成になっている(この画面はプログラムオート時のもの)モードダイヤルが「P」の時、撮影メニューの一番上の項目「撮影モード」の中に入ると、プログラム以外に「絞り優先オート」も選択できる
モードダイヤルを「EXR」に設定し、MENU/OKボタンを押すと、EXRモードの選択画面が表示される。そのいちばん上は「EXRオート」で、カメラが自動でEXRモードを選択してくれるEXRモードで「ダイナミックレンジ優先」を選択すると、ハイライト部の白トビを抑えた自然な階調再現が得られる。だが、通常のプログラムオートなどでも、撮影メニューの「ダイナミックレンジ」の項目を設定すれば、階調再現域を変えることができる
再生時にズームレバーを操作すると、1コマ表示から分割画面に切り換わる。通常、分割画面というと9コマくらいの表示を連想するが、このカメラの場合、9コマ表示にたどりつく前に、Windows Vistaのエアロ、またはMac OS XのCover Flow風の表示(1コマ順序付き、写真左)と、前後の小さな画面がクランク型に表示されるスタイル(2コマ、正確には4コマ、写真右)が表示される

画像処理で背景をぼかす「ぼかしコントロール」

 前述のとおり、シーンポジションに「ぼかしコントロール」と「連写重ね撮り」の2つのモードが加わった。その中でも特に興味深いのが「ぼかしコントロール」機能だろう。この機能は、1回のレリーズでピント位置を変えて自動連写(2〜3コマ)して、背景を大きくぼかす機能である。コンパクトデジカメは、デジタル一眼レフよりも撮像素子が小さくてぼけにくい。それだけに、この新機能に対する期待も高まってくる。なお、勘違いしがちなのだが、この機能では自動連写した画像を合成する訳ではない。自動連写によって得られる距離情報を基に、1枚の写真を画像処理(マスク)して背景部分をぼかすのである。

 では、実際に「ぼかしコントロール」にトライしてみよう。取扱説明書には「被写体と背景が近づきすぎていると、背景をうまくぼかせないことがあります」とある。その際には、フォーカスロック時に「! 背景をぼかせません」という警告メッセージが出る、とも書いてある。だが、自分では「被写体と背景は十分に離れている」と思っている状況でも、警告メッセージが出ることも多かった。そういう場合には、被写体から少し離れて望遠側へズームしてみる(これも取扱説明書に書いてある)。だが、警告メッセージが出なくても、撮影後に「! 画像を確認してください」と表示され、ぼかし処理が失敗した事を知らされることも多かった。この段階まできてダメだと、正直言って気分的に萎える……。また、うるさいことを言えば、ぼかし処理が成功した場合でも、被写体と背景との輪郭などに不自然な描写(処理の痕)が見られることもある。とはいえ、うまくボケ効果が得られると、ある種の達成感があるのも事実。あまりシビアに考えず、気軽に楽しみたい新機能である。

新搭載の「ぼかしコントロール機能」。フォーカスロック時に「! 背景をぼかせません」、撮影直後に「! 画像を確認してください」が出なければ、ひとまず成功。ただし、事前に設定できる「ぼかし強度」は十分に反映されないこともある。なお、画像サイズの最大値は5M(2,592×1,944ピクセル)まで

 もうひとつの新機能「連写重ね撮り」は、1回のレリーズで4コマの高速連写を行なう撮影モード(最高ISO1600の感度で)。その各画像を高度な技術(位置合わせ)で重ねて、高感度でもノイズの少ない描写を得られるのだ。夜間や室内などの薄暗い場面で有効なモードだが、その作画効果はEXRの「高感度・低ノイズ優先モード」と被ってくる。画像サイズの最大値が5M(2,592×1,944ピクセル)に制限される点も同じである。

 まあ、まったく同じ効果(ノイズレベルや質感描写)とは言い切れないだろうが、個人的には1コマ撮影で済み、いろんな設定変更がおこなえるEXRの「高感度・低ノイズ優先モード」の方をオススメしたい。「連写重ね撮り機能」だと、動いている被写体に対応できないケースが出てくるからだ。また、ホワイトバランスやISO感度が手動設定できないし、露出補正も行なえない。

独自の「スーパーCCDハニカムEXR」を搭載

 現在のデジタルカメラの画質を評価する場合、特に注目されるのが「高感度画質」だろう。正直、撮像素子の画素数に関しては1,000万画素でも1200万画素でもどっちでもイイ(個人的には、1/2.33型くらいの小サイズの撮像素子なら、1,000万画素と少ない方が好みだが)。それよりも、ISO感度を上げた際のノイズ発生具合や、質感描写の変化の方が気になってくる。また、輝度差の大きいシーンでの階調再現性も重要に感じる。スーパーCCDハニカムEXRを搭載するF70EXRのアドバンテージもそこにあると考えられる。

 同じスーパーCCDハニカムEXRなら、画素数とサイズの両方で勝るF200EXRの方が有利だろうが、F70EXRの「1/2型・1,000万画素」という仕様も、他メーカーの同クラスの製品と比べたら、十分に期待できる。事実、ノイズに関しては通常モードでもISO400や800でも気にならないことが多いし、EXRの高感度・低ノイズ優先モードなら「ISO1600でも使えそう」という印象を受けることが多かった。ただし、細部の質感描写に関しては、ISO400以上になると「ちょっと荒い描写だなぁ」と感じるシーンも出てくる。細密さが求められる風景写真などでは、あまり感度を上げすぎない方がよいだろう。

まとめ

 上位モデルのF200EXRと同様、スーパーCCDハニカムEXRの搭載により、3種類の描写が選択できる「EXRモード」が使える。その点が本機の大きな魅力であるのは間違いない。そして、F200EXRと同レベルのスリムで軽快(重量はF70EXRの方がわずかに重い)なボディに、10倍にもおよぶ高倍率なズームレンズを搭載している。しかも、広角側を重視した27〜270mm相当の画角をカバーしているので、雄大な風景や集合スナップなどでも満足度は高い。これは上位モデルのF200EXRとは違う「F70EXRならでは」の特長である。そのレンズの描写も十分に満足できるレベルだ。

 ぼかしコントロールや連写重ね撮りといった新機能について、精度や有効性に多少の疑問が残るのと、HD動画が記録できないのが残念な点といえる。とはいえ、スチル撮影を重視した「スリムな高倍率ズーム機」としての完成度はかなり高い。また、オート撮影の機能が優秀なだけでなく、絞り優先オートやマニュアルの露出制御方式も選べるのもイイ。写真に精通したユーザーが、経験やテクニックを生かして撮影することもできるカメラである。

操作時音やシャッター音が鳴るように設定されている状態でも、DISPボタンの長押しで、それらの音がキャンセルされる「マナーモード」に設定できる。再び長押しすると通常の設定に戻る。携帯電話を意識した機能と操作といえる。ちなみに、マナーモードの設定はセットアップのメニューからも行なえる

作例

  • 作例のサムネイルをクリックすると、リサイズなし・補正なしの撮影画像を別ウィンドウで表示します。

・画角

広角端
FinePix F70EXR / 約3.5MB / 3,616×2,712 / 1/300秒 / F6.4 / 0EV / ISO100 / WB:オート / 5mm
望遠端
FinePix F70EXR / 約3.6MB / 3,616×2,712 / 1/150秒 / F11 / 0EV / ISO100 / WB:オート / 50mm

・歪曲収差

 27mm相当の広角端でも、直線が外に膨らむようなタル型の歪曲収差は目立たない。だが、画面上側を見ると、部分的に歪んでいるように見える。いわゆる「陣笠タイプ」の歪曲収差だ。また、周辺部にいくと少し像に締まりがなくなるが、大きく流れたりボケたりといった不自然な描写ではない。270mm相当の望遠端の像も似たような傾向だが(歪曲収差に関しては違うが)、コンパクトな高倍率ズーム機の望遠端としては、なかなか優秀な描写だと感じた。

広角端
FinePix F70EXR / 約3.4MB / 3,616×2,712 / 1/45秒 / F3.3 / -0.3EV / ISO100 / WB:晴天 / 5mm
望遠端
FinePix F70EXR / 約3.5MB / 3,616×2,712 / 1/18秒 / F5.6 / 0EV / ISO100 / WB:晴天 / 50mm

・フィルムシミュレーション

PROVIA
FinePix F70EXR / 約3.8MB / 3,616×2,712 / 1/42秒 / F3.3 / 0EV / ISO100 / WB:晴天 / 5mm
Velvia
FinePix F70EXR / 約3.8MB / 3,616×2,712 / 1/40秒 / F3.3 / 0EV / ISO100 / WB:晴天 / 5mm
ASTIA
FinePix F70EXR / 約3.8MB / 3,616×2,712 / 1/40秒 / F3.3 / 0EV / ISO100 / WB:晴天 / 5mm
B&W
FinePix F70EXR / 約3.8MB / 3,616×2,712 / 1/40秒 / F3.3 / 0EV / ISO100 / WB:晴天 / 5mm
セピア
FinePix F70EXR / 約4.2MB / 3,616×2,712 / 1/40秒 / F3.3 / 0EV / ISO100 / WB:晴天 / 5mm
 

・ISO感度

 ISO200までの画質は基本的に問題ない。ISO400も特にノイズっぽい描写ではないが、ISO200までと比べると、細部の描写が少しざわついた感じに思える。ISO800もISO400と似た傾向の描写。ISO1600まで上げると、あきらかに細部の描写が荒くなり、筆で描いたような描写になってくる。

 ISO3200からは画像サイズが1段下がるので、ISO1600との単純比較は難しい。だが、画質傾向はISO1600と似ている(彩度は少し落ちるが)。ISO6400からは画像サイズがさらに1段下がり、細かい部分の描写がさらに怪しくなる。最高値ISO12800の描写は、正直なところ“緊急用”としても難がある。

ISO100
FinePix F70EXR / 約3.8MB / 3,616×2,712 / 1/5秒 / F8 / 0EV / WB:晴天 / 7mm
ISO200
FinePix F70EXR / 約3.8MB / 3,616×2,712 / 1/10秒 / F8 / 0EV / WB:晴天 / 7mm
ISO400
FinePix F70EXR / 約3.8MB / 3,616×2,712 / 1/25秒 / F8 / 0EV / WB:晴天 / 7mm
ISO800
FinePix F70EXR / 約3.7MB / 3,616×2,712 / 1/75秒 / F8 / 0EV / WB:晴天 / 7mm
ISO1600
FinePix F70EXR / 約3.7MB / 3,616×2,712 / 1/160秒 / F8 / 0EV / WB:晴天 / 7mm
ISO3200
FinePix F70EXR / 約2.5MB / 2,592×1,944 / 1/340秒 / F8 / 0EV / ISO3200 / WB:晴天 / 7mm
FinePix F70EXR / 約1.6MB / 2,048×1,536 / 1/750秒 / F8 / 0EV / ISO6400 / WB:晴天 / 7mmFinePix F70EXR / 約1.6MB / 2,048×1,536 / 1/1,700秒 / F8 / 0EV / ISO12800 / WB:晴天 / 7mm 

・ダイナミックレンジ

 撮影メニューから「ダイナミックレンジ」の設定値を変えて撮り比べてみた。「400%」まで設定するには、ISO感度をISO400以上に設定する必要がある。ということで、ここではISO400に揃えて設定して撮影したが、その影響を受けて遠方の草むらなど細部の描写が荒くなっている。

100%
FinePix F70EXR / 約4.1MB / 3,616×2,712 / 1/105秒 / F4.7 / 0EV / ISO400 / WB:オート / 8.7mm
200%
FinePix F70EXR / 約4.0MB / 3,616×2,712 / 1/105秒 / F4.7 / 0EV / ISO400 / WB:オート / 8.7mm
400%
FinePix F70EXR / 約3.9MB / 3,616×2,712 / 1/105秒 / F4.7 / 0EV / ISO400 / WB:オート / 8.7mm

・ぼかしコントロール機能

 望遠端の画角で、前方の針葉樹の枝を「ぼかしコントロール機能」に設定して撮影してみた。背景までの距離は十分ではなかったが、何とか効果を得ることができた(ただし、同じシーンでも何回かは失敗した)。被写体の輪郭部も含め、ぼかし処理が雑に思える部分もある。だが、こんな複雑な絵柄でここまで背景がぼかせれば、まずは満足できるだろう。

効果なし
FinePix F70EXR / 約2.5MB / 2,592×1,944 / 1/105秒 / F5.6 / 0EV / ISO800 / WB:オート / 50mm
効果あり
FinePix F70EXR / 約2.4MB / 2,592×1,944 / 1/100秒 / F5.6 / 0EV / ISO800 / WB:オート / 50mm

・連写重ね撮り機能

 画像サイズを同じに設定した上で、「連写重ね撮り機能」で撮影したカットと、通常のプログラムオートで撮影したカットを比較してみた。ISO感度はどちらもISO1600。たしかに、連写重ね撮りの方がノイズ感は少ないが、シャープネスや細部の質感描写は、通常のISO1600に軍配が上がる。どちらの描写を選ぶかは好みによるだろうが……。ちなみに、レンズのズーム位置は同じでも、連写重ね撮りの方が画角が狭くなる(ぼかしコントロール時も同様)。

連写重ね撮り
FinePix F70EXR / 約2.3MB / 2,592×1,944 / 1/30秒 / F5.3 / 0EV / ISO1600 / WB:オート / 16.8mm
通常撮影
FinePix F70EXR / 約2.5MB / 2,592×1,944 / 1/28秒 / F5.3 / -0.3EV / ISO1600 / WB:オート / 16.8mm

・自由作例

FinePix F70EXR / 約3.4MB / 3,616×2,712 / 1/550秒 / F6.4 / 0EV / ISO200 / WB:オート / 5mm / マクロモードで最短近くFinePix F70EXR / 約3.7MB / 3,616×2,712 / 1/680秒 / F6.4 / 0EV / ISO200 / WB:オート / 5mm
FinePix F70EXR / 約3.7MB / 2,712×3,616 / 1/200秒 / F7.1 / 0EV / ISO100 / WB:オート / 5.6mmFinePix F70EXR / 約2.4MB / 2,592×1,944 / 1/340秒 / F3.3 / 0EV / ISO100 / WB:オート / 5mm / EXR-DR・400%
FinePix F70EXR / 約2.6MB / 1,944×2,592 / 1/180秒 / F5.6 / 0EV / ISO1600 / WB:オート / 50mmFinePix F70EXR / 約2.4MB / 2,592×1,944 / 1/280秒 / F6.4 / 0EV / ISO100 / WB:オート / 5mm / EXRオート(ダイナミックレンジ優先に自動切替、400%に)
FinePix F70EXR / 約3.6MB / 3,616×2,712 / 1/45秒 / F3.3 / -0.3EV / ISO400 / WB:オート / 5mm / フィルムシミュレーション:VelviaFinePix F70EXR / 約3.5MB / 2,712×3,616 / 1/950秒 / F8 / 0EV / ISO400 / WB:オート / 6.5mm / ストロボ強制発光
FinePix F70EXR / 約3.6MB / 3,616×2,712 / 1/550秒 / F5.4 / 0EV / ISO400 / WB:オート / 21.3mmFinePix F70EXR / 約3.6MB / 3,616×2,712 / 1/950秒 / F10 / 0EV / ISO200 / WB:オート / 14mm
FinePix F70EXR / 約2.2MB / 2,592×1,944 / 1/280秒 / F5.5 / 0EV / ISO800 / WB:オート / 37.8mm / ぼかしコントロール機能FinePix F70EXR / 約3.8MB / 2,712×3,616 / 1/180秒 / F5.6 / -0.3EV / ISO400 / WB:晴天 / 50mm
FinePix F70EXR / 約2.3MB / 2,592×1,944 / 1/180秒 / F3.3 / -0.7EV / ISO100 / WB:晴天 / 5mm




吉森信哉
(よしもりしんや) 1962年広島県生まれ。東京写真専門学校(現東京ビジュアルアーツ)を卒業後、雑誌や写真展などで作品を発表。1990年から写真専門誌を中心に撮影と執筆の仕事を始める。ライフワークは“素朴な農村風景”や“日常の中の花景色”など。現在のメイン撮影機材はデジタル一眼レフだが、旅のお供にコンパクトデジカメも持参する……というか大好物(笑)。気がつけば、1年間に10台近くのコンデジを買ってたりする。

2009/8/7 19:56