【新製品レビュー】パナソニックLUMIX DMC-GF5

〜充実のエフェクト数を誇る小型軽量マイクロフォーサーズ機
Reported by 塙真一

 LUMIX DMC-GF5(以下、GF5)は、LUMIX DMC-GF3(以下、GF3)の後継モデル。一応、GF3との併売という形にはなっているが、実質的には後継機といって差し支えないだろう。見た目のデザインもほとんどGF3と変わらない印象だ。

 ただ、GF3ではボディの一部が盛り上がる形のグリップ部だったものを、GF5ではより握りやすいようにわずかに大型化している。しかも、ブラックとブラウンのボディにはゴム状のエラストマーグリップが採用されており、GF3よりもグッとグリップ感が向上している。


 一方、ホワイトとゴールドボディに関しては、少しザラッとした感触の塗装を採用することでグリップ感を良くしている。また、GF3からの変更点として、ボディ上面や側面のツヤツヤ感を少なくし、つや消しのような塗装にすることで高級感を感じさせるようにしている。


高感度ノイズがGF3から向上

 GF5の特徴だが、操作のほとんどをタッチパネルで行なうことにある。LUMIX DMC-G3やLUMIX DMC-GX1(以下、GX1)などもタッチパネルを採用しているが、モードダイヤルを装備していることやボタン類が多いことなどから、それほどタッチ操作が多いとは感じない。一方、GF5にはモードダイヤルもなく、液晶モニターのタッチ操作か、またはメニューボタンからの操作で撮影モードの変更を行なう。

 ボディ上面にiAボタンを独立して装備していることから、他の撮影モードからおまかせiAモードへの移行はボタンひとつで行なえる。だが、それ以外のモード、例えば、Pモードからクリエイティブコントロールモードなどへの変更は、画面上にロータリー表示された撮影モードから変更を行なわなければならない。これが結構面倒である。

ボディ上面にiAボタンを装備。ワンボタンでおまかせiAに切り替えられる基本的にはロータリー表示から撮影モードを選択する

 といっても、GF5というカメラの位置づけはあくまでもエントリーユーザー向けなので、頻繁には撮影モードを変えないだろう、という発想の元に設計されているのだと思う。確かに、以前のGFシリーズはEVFなしの小型軽量モデルという流れだったが、GX1が登場した今、GF5はエントリーユーザーに特化したモデルということでいいのだろう。そういう意味では、モードダイヤルがないことで必要以上に撮影モードを意識させないインターフェイスというのは間違いではないのかもしれない。だが、少なくとも、私が使った印象では、レンズ交換式のカメラならモードダイヤル(またはモード変更ボタンのようなもの)くらいは欲しいという気がした。

 さて、GF5の基本スペックについて少しおさらいをしておきたい。センサーは1,210万画素の4/3型Live MOSセンサー。もちろん、レンズマウントはマイクロフォーサーズマウント。画素数はGF3と変わりがなく、一見するとGF3と同じセンサーに思えるが、メーカーのリリースによると新しいセンサー、新しい画像処理エンジンを採用しており、高感度ノイズもGF3に比べて約3割少なくなっているという。

 ISO感度の設定範囲はGF3と同様のISO6400までだが、拡張ISO感度の設定をオンにするとISO12800までの撮影が可能となる。高感度画質に関する評価は後述するが、とりあえず拡張とはいえISO12800までの感度設定が可能となっているのは、GF3よりも高感度に強くなっているとの判断からだろう。

ISO感度関連のメニュー項目。拡張ISO感度設定をONにすると、ISO12800での撮影が可能になる

 また動画の撮影機能もGF3から進化している。AVCHD形式でのフルHD動画はもちろん、GX1と同様、MP4形式もフルHD記録が可能となった。GF3ではフルHDはAVCHDのみ、 Motion JPEGでは720PのHD動画までだったのだが、MP4のフルHDが撮れるようになったのは喜ばしいことだ。

AVCHDに加えてMP4での動画記録も可能になった風音低減、マイクレベル設定などもメニューから行なえる

 GF5で面白いのは、クリエイティブコントロールとシーンガイドの2モード。クリエイティブコントロールに関してはGF3にも搭載されていたが、その数はGF3の6種に対し、GF5では14種。GX1でも8種類だったので大幅増といってよいだろう。

 GF5で新たに搭載されたクリエイティブコントロールはダイナミックモノクローム、インプレッシブアート、クロスプロセス、ソフトフォーカス、クロスフィルター、ワンポイントカラーの6種類だ。どのモードも他社のカメラ内エフェクトで見たようなものが多いが、それでもこれだけ多種になるとなかなか楽しめるものだ。

 もちろん、オリジナリティのあるモードも装備されている。クロスフィルターなどは他社のライブビュー系エフェクトにもなく、レンズ前にクロスフィルターを装着したような効果を簡単に得られるし、フィルターの効き具合を調整できなかなか面白い。

クリエイティブコントロールのひとつ、「インプレッシブアート」クリエイティブコントロールによっては、色味やコントラストなどを調整可能だ

 クリエイティブコントロールは一見、メーカーのお仕着せのような写真となる印象を受けるが、それぞれのフィルターによって色味や彩度、コントラストなどが変えられるようになっており、比較的に自由度の高さが感じられる。もちろん、露出補正はどのモードでも可能だ。

 一方のシーンガイドだが、こちらは従来のシーンモードから比べるとずいぶんと分かりやすく進化したものとなっている。人物系のモードだけでも、「人物をきれいに撮る」「人物の肌をきれいに撮る」「逆光でふんわり撮る」「逆光でしっかり撮る」「ほのぼのした雰囲気で撮る」などの種類があり、そのモードで撮るとどういう写真に仕上がるかが写真と文章で示されている。

写真と文章で内容が表示されるシーンガイド

 さらにワンポイントアドバイスも書かれており、「カメラの操作はよく分からないが、いろんな写真を撮ってみたい」というエントリーユーザーにはオススメできそうだ。

シーンガイドのワンポイントアドバイス

 シーンガイドでも露出補正やホワイトバランスの調整などができるが、クリエイティブコントロールに比べるとあまり調整項目が多いとはいえない。クリエイティブコントロール以上に初心者向けモードと考えたほうがよいだろう。

 ただし、「夜景をアーティスティックに撮る」モードなどは、そのモードに設定するとシャッター速度の初期値が60秒にセットされる。説明を読むと、クルマのヘッドライトなどの軌跡を美しく撮れるというモードということで、三脚の使用を推奨しているが、初心者にはちょっとハードルが高すぎるのでは? という気もする。


液晶モニターが約92万ドットに

 GF3からの細かな変更点として、DISPLAYボタンの装備が挙げられる。GF3ではDISPLAYボタンがなく、ディスプレイの表示内容変更もタッチパネルで行なっていた。このため、画面には常時「DISP.」アイコンが表示されており、これを消灯することができなかった。同様に、画面左上には常時撮影モードが表示されており、これらの2つのアイコンだけは消すことができなかったのである。

LUMIX DMC-GF3になかったDISPLAYボタンを装備

 GF5ではDISPLAYボタンを装備し、ボタン操作によって画面アイコンの全消灯も可能となった。細かなことのようだが、画面の隅々までチェックして厳密なフレーミングをおこないたいときにはこれが非常に助かるのである。

 また、GX1から導入された引き出し式のタブ機能も採用されている。液晶モニターの右端にあるタブをタッチするとアイコンが引き出され、いくつかの機能操作を行なうことができる。ここにファンクションの2と3のアイコンがあり、Q.MENU/Fn1ボタンと合わせて3種類のファンクション機能を割り当てられるようになっている。GF5では物理的なボタンの数が少なく、ショートカットキー的に使えるボタンが少ないため、タブの中にファンクションを2つ入れたことは操作性の向上に繋がっていると感じる。ちなみに、GF5にはISO感度変更のための専用ボタンがないので、私はFn2にISO感度を割り当てていた。

Q.MENU表示内容をカスタマイズできる

 その他の操作感に関してだが、まず液晶モニターの解像度が約92万ドットにアップしていることで撮影、再生時の画面の見やすさは飛び抜けて良くなっている。GF3はもちろん、GX1も約46万ドットだったのだが、明らかに細部の見え方に違いを感じる。コントラストも申し分なく液晶モニターの見え具合には不満はない。

 タッチパネルの操作感については、ちょっと反応が悪いと感じることがある。例えば、再生時に画面をタッチするとその部分が拡大表示されるのだが、軽く指で触れてやる程度だと反応しないことがあり何度か強く押し直すことがあった。


コンパクトに収まる電動ズームレンズ

 画質に関してだが、おおむね仕上がりに不満はない。確かに画素数は今時の新機種としては控えめといえる1,210万画素だが、ポスターサイズなどよほど大きなプリントに使用するのでなければ、画素数が少ないと感じることはないだろう。ただし、2,000万画素オーバーに慣れてしまっていると、パソコンの画面上で100%表示しても、「あれ? あんまり拡大されないな」と感じてしまうかもしれないが。

 発色は必要以上に誇張することはなく、どちらかというとナチュラル。もちろんフォトスタイルの設定や撮影モードにもよるが、Pモードなどでフォトスタイルをスタンダードにしている限り、わりとおとなしめの仕上がりだと感じる。

 一方、クリエイティブコントロール機能はずいぶんとダイナミックな絵作りをするようになった。従来機のクリエイティブコントロールは、ちょっとだけ画像処理を施しただけという物足りなさを感じさせるものであったが、GF5ではかなり思い切った処理が施されるものが増えている。被写体のイメージに合わせて、クリエイティブコントロールを使い分けるとかなり楽しめるカメラになっていることを実感できるだろう。それだけに、モードダイヤルがなく、撮影モードの変更をタッチ中心で行なう操作系というのがちょっと楽しさをスポイルしてしまっているのでと思ってしまう。モードダイヤルがない点についてはすでに前述したが、やっぱり欲しいというのが正直な感想だ。

 最後に、キットレンズにもなっているLUMIX G X VARIO PZ 14-42mm F3.5-5.6 ASPH. POWER O.I.S.について。GF5の小型軽量ボディを満喫するにはこのレンズが一番といえるだろう。電源オフ時にはパンケーキレンズのようなサイズに収まるし、電源のオンに連動して自動繰り出しする。手動の沈胴式ズームでは電源のオンオフとは別にレンズの繰り出し操作をしなければならないが、このレンズならそんな手間もない。

キットレンズのひとつ、電動ズームLUMIX G X VARIO PZ 14-42mm F3.5-5.6 ASPH. POWER O.I.S.

 唯一、気になったのが、レンズ鏡筒部に設けられたズームスイッチとフォーカススイッチの位置。これらのスイッチは左手で操作するのが基本だと思うのだが、カメラを構えながらズーミングしようとして、間違ってフォーカススイッチを操作してしまうことが多かった。フォーカススイッチが下でズームスイッチが上についているためだが、逆のほうがよいのではないだろうか。はっきりいってフォーカススイッチを使ってのマニュアルフォーカスはあまりやりやすいとはいえない。AFが快適な上、いざとなれば、微妙なピント位置を指定できるピンポイントAF機能も搭載されている。MFができないレンズというのは困るが、MFはほとんど使わないといってもいいだろう。個人差があるかもしれないが、私はズームスイッチが下にあったほうが断然使い勝手がよいように思った。

 ちなみに、このレンズの描写力にも不満はない。取りたててキレのよいレンズだとべた褒めするほどではないが、コンパクトな標準ズームとしては十分な解像力、ボケ味といえるだろう。

 とにかく、GF5は画質、機能に関しては申し分のないレベルに仕上がったカメラである。あとは、タッチパネル中心の操作をどう捉えるかだ。初心者は基本的にiAモードくらいしか使わないというならそれでよいのかもしれないが、それではもったいなすぎる高機能を持つだけに機能と操作系のギャップが悩ましいところである。

バッテリーおよび記録メディア室。SDXC/SDHC/SDメモリーカードに対応する充電器と充電池。CIPA規格準拠の撮影可能枚数は約330枚(14-42mm PZ使用時)
GF3に引き続き、ポップアップストロボを本体に内蔵している

実写サンプル

  • 作例のサムネイルをクリックすると、リサイズなし・補正なしの撮影画像をダウンロード後、800×600ピクセル前後の縮小画像を表示します。その後、クリックした箇所をピクセル等倍で表示します。
  • 縦位置で撮影した写真のみ、無劣化での回転処理を施しています。

・感度

 ISO感度の設定はISO160からISO6400。拡張ISOをONにするとISO12800相当の設定が可能となる。

 感度別の写真をみると、大きく3段階の画質といえる。まずはISO160からISO400。ここは感度による画質変化も少なくノイズはまったく気にならない。ISO800からISO3200までは徐々にノイズが増えていく。ISO6400はかなりノイジーという印象だ。

 解像力に関してはどの感度でもあまり落ちることはなく、強いていえば、ISO3200からは少し甘めの描写になるという感じだろうか。発色に関しては非常に優秀で拡張感度のISO12800を除けば、どれも大きく発色が悪くなることない。4/3センサーでここまでの高感度画質ならば十分に優秀といえるのではないだろうか。

DMC-GF5 / LUMIX G X VARIO PZ 14-42mm F3.5-5.6 ASPH. POWER O.I.S. / 約5.6MB / 4,000×3,000 / 1/125秒 / F5.6 / 0.0EV / ISO160 / WB:オート / 42mmDMC-GF5 / LUMIX G X VARIO PZ 14-42mm F3.5-5.6 ASPH. POWER O.I.S. / 約6.0MB / 4,000×3,000 / 1/160秒 / F5.6 / 0.0EV / ISO200 / WB:オート / 42mm
DMC-GF5 / LUMIX G X VARIO PZ 14-42mm F3.5-5.6 ASPH. POWER O.I.S. / 約4.7MB / 4,000×3,000 / 1/320秒 / F5.6 / 0.0EV / ISO400 / WB:オート / 42mmDMC-GF5 / LUMIX G X VARIO PZ 14-42mm F3.5-5.6 ASPH. POWER O.I.S. / 約4.9MB / 4,000×3,000 / 1/640秒 / F5.6 / 0.0EV / ISO800 / WB:オート / 42mm
DMC-GF5 / LUMIX G X VARIO PZ 14-42mm F3.5-5.6 ASPH. POWER O.I.S. / 約5.2MB / 4,000×3,000 / 1/1,300秒 / F5.6 / 0.0EV / ISO1600 / WB:オート / 42mmDMC-GF5 / LUMIX G X VARIO PZ 14-42mm F3.5-5.6 ASPH. POWER O.I.S. / 約5.3MB / 4,000×3,000 / 1/2,500秒 / F5.6 / 0.0EV / ISO3200 / WB:オート / 42mm
DMC-GF5 / LUMIX G X VARIO PZ 14-42mm F3.5-5.6 ASPH. POWER O.I.S. / 約6.2MB / 4,000×3,000 / 1/4,000秒 / F5.6 / 0.0EV / ISO6400 / WB:オート / 42mmDMC-GF5 / LUMIX G X VARIO PZ 14-42mm F3.5-5.6 ASPH. POWER O.I.S. / 約6.3MB / 4,000×3,000 / 1/3,200秒 / F5.6 / 0.0EV / ISO12800 / WB:オート / 42mm

・クリエイティブコントロール

 クリエイティブコントロールはポップ、レトロ、ハイキー、ローキー、セピア、ダイナミックモノクローム、インプレッシブアート、ハイダイナミック、クロスプロセス、トイフォト、ジオラマ、ソフトフォーカス、クロスフィルター、ワンポイントカラーの14種類。どのモードでも露出補正はできる。そのほか、モードによって、彩度や色味、フィルターの掛かり具合などを調整できるものが変わってくる。

 テストしたシーンの関係上、クロスフィルターに関してはまったく効果がでないものとなってしまったことを記しておきたい。自由作例を参照して欲しい。

クリエイティブコントロール:ポップ / DMC-GF5 / LUMIX G X VARIO PZ 14-42mm F3.5-5.6 ASPH. POWER O.I.S. / 約7.0MB / 4,000×3,000 / 1/400秒 / F9 / 0.0EV / ISO160 / WB:オート / 42mmクリエイティブコントロール:レトロ / DMC-GF5 / LUMIX G X VARIO PZ 14-42mm F3.5-5.6 ASPH. POWER O.I.S. / 約5.6MB / 4,000×3,000 / 1/400秒 / F9 / 0.0EV / ISO160 / WB:オート / 42mm
クリエイティブコントロール:ハイキー / DMC-GF5 / LUMIX G X VARIO PZ 14-42mm F3.5-5.6 ASPH. POWER O.I.S. / 約6.8MB / 4,000×3,000 / 1/200秒 / F7.1 / 0.0EV / ISO160 / WB:オート / 42mmクリエイティブコントロール:ローキー / DMC-GF5 / LUMIX G X VARIO PZ 14-42mm F3.5-5.6 ASPH. POWER O.I.S. / 約6.2MB / 4,000×3,000 / 1/500秒 / F11 / 0.0EV / ISO160 / WB:オート / 42mm
クリエイティブコントロール:セピア / DMC-GF5 / LUMIX G X VARIO PZ 14-42mm F3.5-5.6 ASPH. POWER O.I.S. / 約4.9MB / 4,000×3,000 / 1/400秒 / F10 / 0.0EV / ISO160 / WB:オート / 42mmクリエイティブコントロール:ダイナミックモノクローム / DMC-GF5 / LUMIX G X VARIO PZ 14-42mm F3.5-5.6 ASPH. POWER O.I.S. / 約5.5MB / 4,000×3,000 / 1/500秒 / F10 / 0.0EV / ISO160 / WB:オート / 42mm
クリエイティブコントロール:インプレッシブアート / DMC-GF5 / LUMIX G X VARIO PZ 14-42mm F3.5-5.6 ASPH. POWER O.I.S. / 約6.8MB / 4,000×3,000 / 1/400秒 / F10 / 0.0EV / ISO160 / WB:オート / 42mmクリエイティブコントロール:ハイダイナミック / DMC-GF5 / LUMIX G X VARIO PZ 14-42mm F3.5-5.6 ASPH. POWER O.I.S. / 約6.9MB / 4,000×3,000 / 1/500秒 / F11 / 0.0EV / ISO640 / WB:オート / 42mm
クリエイティブコントロール:クロスプロセス / DMC-GF5 / LUMIX G X VARIO PZ 14-42mm F3.5-5.6 ASPH. POWER O.I.S. / 約6.4MB / 4,000×3,000 / 1/400秒 / F10 / 0.0EV / ISO160 / WB:オート / 42mmクリエイティブコントロール:トイフォト / DMC-GF5 / LUMIX G X VARIO PZ 14-42mm F3.5-5.6 ASPH. POWER O.I.S. / 約6.8MB / 4,000×3,000 / 1/320秒 / F8 / 0.0EV / ISO160 / WB:オート / 42mm
クリエイティブコントロール:ジオラマ / DMC-GF5 / LUMIX G X VARIO PZ 14-42mm F3.5-5.6 ASPH. POWER O.I.S. / 約4.4MB / 4,000×3,000 / 1/400秒 / F10 / 0.0EV / ISO160 / WB:オート / 42mmクリエイティブコントロール:ソフトフォーカス / DMC-GF5 / LUMIX G X VARIO PZ 14-42mm F3.5-5.6 ASPH. POWER O.I.S. / 約5.5MB / 4,000×3,000 / 1/320秒 / F9 / 0.0EV / ISO160 / WB:オート / 42mm
クリエイティブコントロール:クロスフィルター / DMC-GF5 / LUMIX G X VARIO PZ 14-42mm F3.5-5.6 ASPH. POWER O.I.S. / 約6.7MB / 4,000×3,000 / 1/400秒 / F9 / 0.0EV / ISO160 / WB:オート / 42mmクリエイティブコントロール:ワンポイントカラー / DMC-GF5 / LUMIX G X VARIO PZ 14-42mm F3.5-5.6 ASPH. POWER O.I.S. / 約6.8MB / 4,000×3,000 / 1/400秒 / F10 / 0.0EV / ISO160 / WB:オート / 42mm

・フォトスタイル

 スタンダード、ナチュラル、ビビッド、モノクローム、人物、風景の6種類。どのモードもコントラスト、シャープネス、彩度、ノイズリダクションの微調整が行なえる。モノクローム設定に関しては、彩度を調整すると暖色、寒色の色調が選べる。

フォトスタイル:スタンダード / DMC-GF5 / LUMIX G X VARIO PZ 14-42mm F3.5-5.6 ASPH. POWER O.I.S. / 約6.1MB / 4,000×3,000 / 1/320秒 / F5.6 / 0.0EV / ISO160 / WB:オート / 14mmフォトスタイル:ヴィヴィッド / DMC-GF5 / LUMIX G X VARIO PZ 14-42mm F3.5-5.6 ASPH. POWER O.I.S. / 約6.5MB / 4,000×3,000 / 1/320秒 / F5.6 / 0.0EV / ISO160 / WB:オート / 14mm
フォトスタイル:ナチュラル / DMC-GF5 / LUMIX G X VARIO PZ 14-42mm F3.5-5.6 ASPH. POWER O.I.S. / 約5.9MB / 4,000×3,000 / 1/320秒 / F5.6 / 0.0EV / ISO160 / WB:オート / 14mmフォトスタイル:モノクローム / DMC-GF5 / LUMIX G X VARIO PZ 14-42mm F3.5-5.6 ASPH. POWER O.I.S. / 約4.2MB / 4,000×3,000 / 1/320秒 / F5.6 / 0.0EV / ISO160 / WB:オート / 14mm
フォトスタイル:風景 / DMC-GF5 / LUMIX G X VARIO PZ 14-42mm F3.5-5.6 ASPH. POWER O.I.S. / 約6.3MB / 4,000×3,000 / 1/320秒 / F5.6 / 0.0EV / ISO160 / WB:オート / 14mmフォトスタイル:人物 / DMC-GF5 / LUMIX G X VARIO PZ 14-42mm F3.5-5.6 ASPH. POWER O.I.S. / 約6.5MB / 4,000×3,000 / 1/320秒 / F5.6 / 0.0EV / ISO160 / WB:オート / 14mm

・超解像

 オフ、弱、中、強、拡張の4種類から選べる。オフと強くらいを見比べると、確かに細部の違いははっきり分かるが、段階を追ってチェックしてみると、その差はあまりに微妙という気もする。

超解像:OFF / DMC-GF5 / LUMIX G X VARIO PZ 14-42mm F3.5-5.6 ASPH. POWER O.I.S. / 約6.5MB / 4,000×3,000 / 1/200秒 / F7.1 / 0.0EV / ISO160 / WB:オート / 42mm超解像:弱 / DMC-GF5 / LUMIX G X VARIO PZ 14-42mm F3.5-5.6 ASPH. POWER O.I.S. / 約6.5MB / 4,000×3,000 / 1/200秒 / F7.1 / 0.0EV / ISO160 / WB:オート / 42mm
超解像:中 / DMC-GF5 / LUMIX G X VARIO PZ 14-42mm F3.5-5.6 ASPH. POWER O.I.S. / 約6.5MB / 4,000×3,000 / 1/200秒 / F7.1 / 0.0EV / ISO160 / WB:オート / 42mm超解像:強 / DMC-GF5 / LUMIX G X VARIO PZ 14-42mm F3.5-5.6 ASPH. POWER O.I.S. / 約6.7MB / 4,000×3,000 / 1/250秒 / F7.1 / 0.0EV / ISO160 / WB:オート / 42mm
超解像:拡張 / DMC-GF5 / LUMIX G X VARIO PZ 14-42mm F3.5-5.6 ASPH. POWER O.I.S. / 約6.4MB / 4,000×3,000 / 1/200秒 / F7.1 / 0.0EV / ISO160 / WB:オート / 42mm

・作例

DMC-GF5 / LUMIX G X VARIO PZ 14-42mm F3.5-5.6 ASPH. POWER O.I.S. / 約5.6MB / 3,000×4,000 / 1/400秒 / F5.6 / 0.0EV / ISO160 / WB:晴天 / 42mmDMC-GF5 / LUMIX G X VARIO PZ 14-42mm F3.5-5.6 ASPH. POWER O.I.S. / 約4.5MB / 3,000×4,000 / 1/800秒 / F5.6 / 0.0EV / ISO160 / WB:晴天 / 42mm
DMC-GF5 / LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm F2.8 ASPH. MEGA O.I.S. / 約5.0MB / 4,000×3,000 / 1/640秒 / F2.8 / 0.0EV / ISO160 / WB:オート / 45mmDMC-GF5 / LUMIX G X VARIO PZ 14-42mm F3.5-5.6 ASPH. POWER O.I.S. / 約6.5MB / 4,000×3,000 / 1/320秒 / F5.6 / 0.0EV / ISO160 / WB:オート / 14mm
DMC-GF5 / LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm F2.8 ASPH. MEGA O.I.S. / 約6.3MB / 4,000×3,000 / 1/500秒 / F2.8 / 0.0EV / ISO160 / WB:オート / 45mmDMC-GF5 / LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm F2.8 ASPH. MEGA O.I.S. / 約5.5MB / 4,000×3,000 / 1/100秒 / F4 / +0.7EV / ISO200 / WB:オート / 45mm
DMC-GF5 / LUMIX G X VARIO PZ 14-42mm F3.5-5.6 ASPH. POWER O.I.S. / 約5.2MB / 3,000×4,000 / 1/320秒 / F5.6 / 0.0EV / ISO160 / WB:オート / 42mmDMC-GF5 / LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm F2.8 ASPH. MEGA O.I.S. / 約3.9MB / 4,000×3,000 / 1/160秒 / F4 / +2.0EV / ISO160 / WB:オート / 45mm
DMC-GF5 / LUMIX G X VARIO PZ 14-42mm F3.5-5.6 ASPH. POWER O.I.S. / 約6.6MB / 4,000×3,000 / 1/640秒 / F8 / 0.0EV / ISO160 / WB:オート / 14mm / クリエイティブコントロール:インプレッシブアートDMC-GF5 / LUMIX G X VARIO PZ 14-42mm F3.5-5.6 ASPH. POWER O.I.S. / 約4.5MB / 4,000×3,000 / 1/800秒 / F11 / -0.3EV / ISO160 / WB:オート / 14mm / クリエイティブコントロール:インプレッシブアート(パラメーターでモノクロ化)
DMC-GF5 / LUMIX G X VARIO PZ 14-42mm F3.5-5.6 ASPH. POWER O.I.S. / 約6.6MB / 3,000×4,000 / 1/250秒 / F5.6 / 0.0EV / ISO160 / WB:オート / 14mm / クリエイティブコントロール:クロスプロセスDMC-GF5 / LUMIX G 14mm F2.5 ASPH. / 約6.3MB / 4,000×3,000 / 1/320秒 / F2.5 / 0.0EV / ISO160 / WB:オート / 14mm / クリエイティブコントロール:クロスプロセス
DMC-GF5 / LUMIX G X VARIO PZ 14-42mm F3.5-5.6 ASPH. POWER O.I.S. / 約6.6MB / 4,000×3,000 / 1/80秒 / F3.5 / +0.7EV / ISO160 / WB:オート / 14mm / クリエイティブコントロール:クロスプロセスDMC-GF5 / LUMIX G X VARIO PZ 14-42mm F3.5-5.6 ASPH. POWER O.I.S. / 約4.6MB / 4,000×3,000 / 1/320秒 / F6.3 / -0.7EV / ISO160 / WB:オート / 14mm
DMC-GF5 / LUMIX G X VARIO PZ 14-42mm F3.5-5.6 ASPH. POWER O.I.S. / 約6.0MB / 4,000×3,000 / 1/500秒 / F7.1 / 0.0EV / ISO160 / WB:オート / 14mmDMC-GF5 / LUMIX G X VARIO PZ 14-42mm F3.5-5.6 ASPH. POWER O.I.S. / 約4.2MB / 4,000×3,000 / 1/160秒 / F4 / +1.0EV / ISO160 / WB:オート / 14mm
DMC-GF5 / LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm F2.8 ASPH. MEGA O.I.S. / 約3.3MB / 4,000×3,000 / 1/1,000秒 / F3.2 / +1.0EV / ISO160 / WB:オート / 45mmDMC-GF5 / LUMIX G X VARIO PZ 14-42mm F3.5-5.6 ASPH. POWER O.I.S. / 約2.8MB / 4,000×3,000 / 1/250秒 / F5 / 0.0EV / ISO160 / WB:オート / 14mm / クリエイティブコントロール:ソフトフォーカス
DMC-GF5 / LUMIX G X VARIO PZ 14-42mm F3.5-5.6 ASPH. POWER O.I.S. / 約7.0MB / 3,000×4,000 / 1/60秒 / F3.5 / +0.7EV / ISO500 / WB:オート / 14mm / クリエイティブコントロール:ソフトフォーカスDMC-GF5 / LUMIX G X VARIO PZ 14-42mm F3.5-5.6 ASPH. POWER O.I.S. / 約2.5MB / 4,000×3,000 / 1/100秒 / F3.5 / +0.7EV / ISO160 / WB:オート / 14mm / クリエイティブコントロール:ハイキー
DMC-GF5 / LEICA DG SUMMILUX 25mm F1.4 ASPH. / 約4.4MB / 3,000×4,000 / 1/800秒 / F2 / 0.0EV / ISO160 / WB:オート / 25mm / フォトスタイル:モノクロDMC-GF5 / LEICA DG SUMMILUX 25mm F1.4 ASPH. / 約6.5MB / 3,000×4,000 / 1/1,000秒 / F1.6 / 0.0EV / ISO160 / WB:オート / 25mm / クリエイティブコントロール:ポップ
DMC-GF5 / LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm F2.8 ASPH. MEGA O.I.S. / 約6.5MB / 4,000×3,000 / 1/3,200秒 / F3.5 / 0.0EV / ISO160 / WB:オート / 25mm / クリエイティブコントロール:ポップDMC-GF5 / LUMIX G X VARIO PZ 14-42mm F3.5-5.6 ASPH. POWER O.I.S. / 約4.6MB / 3,000×4,000 / 1/200秒 / F4.5 / +1.3EV / ISO160 / WB:オート / 14mm / クリエイティブコントロール:ポップ
DMC-GF5 / LUMIX G X VARIO PZ 14-42mm F3.5-5.6 ASPH. POWER O.I.S. / 約5.0MB / 4,000×3,000 / 1/60秒 / F3.5 / +0.7EV / ISO200 / WB:オート / 14mm / クリエイティブコントロール:レトロDMC-GF5 / LUMIX G X VARIO PZ 14-42mm F3.5-5.6 ASPH. POWER O.I.S. / 約6.6MB / 4,000×3,000 / 1/320秒 / F6.3 / 0.0EV / ISO160 / WB:オート / 14mm / クリエイティブコントロール:レトロ
DMC-GF5 / LUMIX G X VARIO PZ 14-42mm F3.5-5.6 ASPH. POWER O.I.S. / 約6.0MB / 4,000×3,000 / 1/320秒 / F5.6 / 0.0EV / ISO160 / WB:オート / 14mm / クリエイティブコントロール:ローキーDMC-GF5 / LUMIX G 14mm F2.5 ASPH. / 約5.0MB / 4,000×3,000 / 1/400秒 / F2.5 / 0.0EV / ISO160 / WB:オート / 14mm / クリエイティブコントロール:ローキー
DMC-GF5 / LUMIX G X VARIO PZ 14-42mm F3.5-5.6 ASPH. POWER O.I.S. / 約4.3MB / 4,000×3,000 / 1/160秒 / F5 / 0.0EV / ISO160 / WB:オート / 14mm / クリエイティブコントロール:ローキーDMC-GF5 / LUMIX G X VARIO PZ 14-42mm F3.5-5.6 ASPH. POWER O.I.S. / 約4.0MB / 4,000×3,000 / 1/125秒 / F3.5 / +0.7EV / ISO160 / WB:オート / 14mm / クリエイティブコントロール:ワンポイントカラー

・動画

 動画撮影中に液晶モニターをタッチするとその部分にピントを合わせてくれる。ピント合わせの自由度という意味ではタッチパネルの意義は大きい。LUMIX G VARIO 14-42mm F3.5-5.6 ASPH. MEGA O.I.S.を使っての撮影だが、ズーム音は非常に小さくほとんど聞こえない。

  • 動画作例のサムネイルをクリックすると、未編集の撮影動画をダウンロードします。再生についてのお問い合わせは受けかねます。ご了承ください。
約32MB / 1,920×1,080 / 30fps / AVCHD(.mts)

約43.9MB / 1,920×1,080 / 30fps / AVCHD(.mts) / インプレッシブアート





塙真一
(はなわ しんいち)東京都出身。人物をメインの被写体とするフリーランスのフォトグラファー。カメラ誌に写真や記事を寄稿するほか、週刊誌などのグラビア撮影などを行なう。また、海外での肖像写真、街風景スナップにも精を出す。デジタルカメラを使って撮影した写真での写真展も多数開催。日本写真家協会(JPS)会員。

2012/5/11 00:00