気になるデジカメ長期リアルタイムレポート

PENTAX Q7【第2回】

画質めちゃめちゃ良くなってます!

 本機を手にした当日、すぐに撮影に出掛けシャッターを押した1枚目から感じていたことがありました。でもそれは、新しい機械を手にした高いテンションから来るものかも知れないし、きっと良くなっているはずと言う思い込みから引き起こされる物かも知れないので、つぶやきもせずこっそりしまっておきました。

……が、やっぱり間違いないと思うのでここで声を大にして言いたいと思います。

 「画質めちゃめちゃ良くなってます!!」

 シャッターを押した後に液晶モニターに表示される深い奥行き感と、目が覚めるようなクリアな画には思わずドキッとさせられます。パソコンの大きなディスプレイで確認すると、細かいディティールまで繊細に描写しているのに再度驚かされました。

左:Q7、右:Q10。筆者がQ10でオーダーしたミツバチカラーが、Q7ではレギュラーカラーになっていてビックリしました(笑)。細かい変更点では、右下のSRバッジがQ10では黒下地でしたがQ7では濃いグリーン下地になりました。
左:Q7、右Q10。内蔵ストロボ部分の機種名のロゴがシンプルになりました。

 今回、新型の画像処理エンジン「Q ENGINE」を採用していて画像仕上げも解像感を重視した作りとなっていると事前情報はあれど、ここまで目に見えて綺麗な画を作り出してくれるとは! あまりベタ褒めするのは好きじゃないんですが、画質に関しては本当に良くなっていると素直にベタ褒めしたいと思います。

 本機はセンサーサイズがPENTAX Q、PENTAX Q10よりも大きい1/1.7型の裏面照射型CMOSセンサーを搭載しているので、作例で使用した「01 STANDARD PRIME」を装着すると35mm判換算で約39mmの画角になります。このレンズは高性能レンズシリーズのなかでも群を抜いて描写力が高いと筆者は実感していますので、本機と01レンズのセットが現状では一番、新型エンジンと大型化したセンサーによって向上した解像感を味わえると思います。

  • 作例のサムネイルをクリックすると、リサイズなし・補正なしの撮影画像をダウンロード後、800×600ピクセル前後の縮小画像を表示します。その後、クリックした箇所をピクセル等倍で表示します。
  • 縦位置で撮影した写真のみ、無劣化での回転処理を施しています。
薄暗い店先にて。ピントのあった部分の質感と後ろのボケに文句はありません! 01 STANDARD PRIME / 1/640秒 / F1.9 / 0EV / ISO100 / 絞り優先AE / WB:オート / 8.5mm
ペンタックスのデジタルカメラは赤の発色が鮮やかだと思います。01 STANDARD PRIME / 1/500秒 / F1.9 / 0EV / ISO100 / 絞り優先AE / WB:オート / 8.5mm
買い物中にかわいいオブジェを見かけたら片手で気軽にスナップできるのも本機の魅力。01 STANDARD PRIME / 1/15秒 / F1.9 / 0EV / ISO100 / 絞り優先AE / WB:オート / 8.5mm
自然光の漏れるテントの屋根と店内の蛍光灯のミックス光の難しい光源でもオートホワイトバランスは優秀に働きました。01 STANDARD PRIME / 1/125秒 / F1.9 / 0EV / ISO100 / 絞り優先AE / WB:オート / 8.5mm
かなり風が強い状況での手持ち撮影でしたが手ブレ補正の恩恵を受けられました。01 STANDARD PRIME / 1/400秒 / F1.9 / 0EV / ISO100 / 絞り優先AE / WB:オート / 8.5mm
暑いので涼しい被写体を……。01 STANDARD PRIME / 1/200秒 / F1.9 / 0EV / ISO100 / 絞り優先AE / WB:オート / 8.5mm
カメラが小さすぎるので道端でしゃがみこんで撮影していると、具合の悪い人みたいになっちゃう事だけがデメリットです(笑)。01 STANDARD PRIME / 1/640秒 / F1.9 / 0EV / ISO100 / 絞り優先AE / WB:オート / 8.5mm

 つまり何が言いたいかというと、Q10を持っている方もQ7はアリですよ! 高級コンパクト系で購入を考えている方もレンズ交換できるQ7はアリですよ! みなさんの物欲をあまり刺激しちゃうのも悪いのですが、本当にいい画質なんですもん!!

水咲奈々

(みさき なな)東京都出身。知り合いの写真家の作品撮りにモデルとして関わったことがきっかけで写真に興味が沸き独学で写真の勉強をし、作品を持ち込んだ出版社に編集として入社。2010年独立。現在はカメラ雑誌の編集やWebでのカメラレビュー、写真講座の講師として活動中。 Twitter:@cosaruru ブログ:http://misakinana.com