気になるデジカメ長期リアルタイムレポート
PENTAX Q7【第1回】
「645D」のシャッター音で楽しむ
Reported by水咲奈々(2013/7/10 00:00)
7月5日、ペンタックスリコーイメージングから「PENTAX Q7」が発売されました。センサーサイズが「PENTAX Q」、「PENTAX Q10」の1/2.3型から1/1.7型に大きくなったことで注目されている本機ですが、その他にもQ10からの変更点は色々とありますので、Q7単体としてはもちろん、QもQ10も購入した3世代オーナーとして、その変更点などを含めてQ7の長期レポートをして行きたいと思います!
まず本機のレギュラーカラーはシルバー、ブラック、イエローの3色ですがオーダーカラーシステムを使うと120パターンのなかから自分好みのカラーリングを選ぶことができます。本機で私がチョイスしたのはボディカラーはピンク、グリップカラーはホワイトのバージョンです。夏っぽくブルーやグリーンの寒色系にしようかとも思ったのですが、結局一番好きなピンクでコーディネートしちゃいました。
ボディサイズと重さはQ10とまったく同じなので、グリップした感触も相違はありません。並べて見ると同じカメラを間違えて2台買っちゃった感じです(笑)。
- 作例のサムネイルをクリックすると、リサイズなし・補正なしの撮影画像をダウンロード後、800×600ピクセル前後の縮小画像を表示します。その後、クリックした箇所をピクセル等倍で表示します。
- 縦位置で撮影した写真のみ、無劣化での回転処理を施しています。
肝心の写りや高感度などのレポートはこれからじっくりとさせていただきたいと思いますが、今回はQ10からの変更点のなかでも気が付き難い、でも使うとちょっと楽しい機能についてお話したいと思います。
それは“シャッター音が変えられる”機能です。筆者は通常は電子音はすべてOFFにしているのですが、本機は楽しいシャッター音を楽しめるので珍しくオンにして撮影をしています。
シャッター音は「MENU」内の「設定メニュー1」、「電子音」、「シャッター音」で、OFFか1~3の音に設定できます。この1~3の音は説明書には書いていないのですが、実は「1:K-5」、「2:645D」、「3:*istD」のシャッター擬音なのです。これを聞いたとき、シャッター音マニアとしてはワクワクしてしまいました(笑)。
これはぜひ聞き比べてみようと、ショールームで645DとK-5 II(K-5と同音)のシャッター音を特別に許可を得て録画してきました。
実際にはQ7用に多少の加工がされている擬音ですが、後から聞き返しても……うん、かなり似ている!! とても満足のいくシャッター音なので、最近は645Dのシャッター音を常用して「こんなに小さいのに645Dのシャッター音なんだよ……」って、こっそりニマニマしています。
と、初回からマニアックなレポートになってしまいましたが、これからQ7の機能と楽しみ方をレポートして行きたいと思いますので、みなさんどうぞお付き合い下さいませ!