ぐるっと全天周!カシオEX-FR200の魅力を探る
沖縄旅行の思い出をカシオEX-FR200で残す!
シュノーケリングやリバークルーズで試してみました
2016年9月8日 14:26
「夏といえば海!海といえば沖縄!」という水咲家の鉄則に従って今年も沖縄に行ってきました。
ここ数年、毎年のように訪れている沖縄ですが、毎回旅のお供にしているのはシュノーケリングのときでも使えるような水陸両用仕様のタフネスコンパクトデジカメです。
今年は発表されたばかりのカシオ「EX-FR200」をお借りできたので、さらにアクティブに旅を楽しむことができました。
EX-FR200は、水深1.5mの水中で60分間の連続使用が可能で、1.3mの落下にも耐えられるタフネス仕様のコンパクトデジカメです。
そしてレンズの丸さが物語っているように、185度の超ワイドな全天周撮影ができるのです。ワンシャッターでその場の情景をリアルに写し出すことができるので、細かい動作がしにくいシュノーケル使用時や、両手を使うアクティビティでの撮影で威力を発揮します。
さらに4K動画も撮れるとなれば、思い出を綺麗に残したい家族旅行にぴったりです!
詳しくはこちらの記事をどうぞ。
全天周でウミガメを撮る!
今回の旅のハイライトは「ウミガメとの遭遇」です。渡嘉敷島のとかしくビーチにはウミガメが住みついていて、シュノーケルで簡単に見ることができると聞いたので、とても楽しみにしていました。
まあ、そんなこと言ってもそうそう見られるものじゃないんだろうな、ちらっと遠目で見られればラッキーくらいなんだろうな、と思っていたのですが、これはいい意味で予想を裏切られました。
ウミガメがいるポイントを教えてもらってシュノーケリングを開始すると、30分もしないうちに発見! 初めて見るウミガメに息子も興奮して、楽しそうに箱メガネを覗いていました。
私はというと、このチャンスを逃したらもうウミガメには会えないかもしれない、とスチールとムービーに収めるのに必死。とは言っても、マナーとしてウミガメを追い回したり触ることは禁止されているので、なるべくストレスを与えないように撮影を切り上げました。
それではお食事をお続けくださいと海底を行くウミガメを見送って数分後、2匹目のウミガメに遭遇。息継ぎのときは特に近寄らないようにしているのに自ら近寄ってくるなんだか人懐っこい2匹目のウミガメとさよならして、そろそろ上がろうかと沖を目指して泳いでいると3匹目のウミガメに遭遇しました。何ですかここは? ウミガメ天国ですか?
撮影時はコントローラーに着けるカラビナストラップをラッシュガードの親指の穴に通してから手で握って落下を防ぎました。
185度の超ワイド画角なのでカメラ部が自分に近いと自分の体も写ります。
ウミガメのシーンではなるべく自分の体を写りこませずに、広々とした海で悠々と泳ぐウミガメを撮りたかったので、手を伸ばして撮影しました。それでもムービーでちらっと写る自分のフィンを見ると、一所懸命撮っていたことを思い出して、なんだか笑ってしまいました。
それでは、全天周モードで撮影した静止画を見ていただきましょう。
これが初めてのウミガメ。生まれて初めてのウミガメ観察がこんなに近いなんて、息子がうらやましい!
水深の浅い所で出会えるウミガメ。海底の白い砂がまた南国ムードを盛り上げてくれます。
水面が近いので、甲羅に光が当たってとっても綺麗でした。
今度は動画です。きらきらと光が差し込む水中を泳ぐウミガメはとても優雅に見えました
レンズに水滴が付いてもさっと流れてくれるので水中と水上を行ったり来たりの撮影でもストレスを感じませんでした。
甲羅に苔がいっぱい生えているウミガメにも出会えました。
カラフルなサンゴを見られるシュノーケルツアーに参加しました。きらきらと光っているのは小魚たち。私もここで暮らしたい!
ツアーのインストラクターの方が潜って下から上を見上げる写真を撮ってくれました。
全天周だけではない!超広角画像もグッド
撮影モードには全天周モードだけでなく、全天周の中央部分を使用した超広角モードもあります。全天周より画角は狭いのですが、それでも対角208度。一般的なデジタルカメラやスマートフォンではなかなか得られない超広角レンズでの作品になります。
風景はもちろん、ウミガメのカットのように主役の被写体を強調したいときなどに便利な撮影機能です。
息継ぎをしているウミガメの顔は本当にかわいらしかったです
水中も陸上も使えるカメラなら、水面ぎりぎりのこんなカットも綺麗に撮ることができます。
パノラマ写真
全天周画像から360度のパノラマ写真を得るモードもあります。他のデジタルカメラやスマートフォンのように、カメラを動かして撮る必要はなし。ワンシャターで継ぎ目のないパノラマ写真になります。きれいな景色を広々と撮りたいときや、大勢の仲間と一緒に写りたいときに便利な撮影機能です。
とかしくビーチから宿泊した「とかしくマリンビレッジ」をパノラマで撮影。東京にいると味わえない開放感を感じさせてくれる青空とエメラルドグリーンの海に感動!
無人島ツアーで子ども目線のプチ冒険!
今回の旅では、実はEX-FR200のカメラ部+モニター部のセットに加えて、EX-FR200のカメラ部を持っていきました。
EX-FR200にはマルチカメラモードという、カメラ部2台を同時に制御して撮影する機能があります。手元からカメラ部が離れるEX-FR200ならではの機能です。
このマルチカメラモードでは、先に発売された兄弟機の超広角モデル、EX-FR100のカメラ部も使用できます。これも沖縄に持参しています。
さて、海の次は陸。
トレッキングのように両手を使うアクティビティで、マルチカメラモードにチャレンジしました。
一番楽しかったのは、カメラ部1台を自分が持ち、もう1台のカメラ部をマルチアングルベルトセットで息子の頭に装着しての撮影でした。
手元のコントローラーひとつで2台のカメラを操作できるので、息子を見ている親目線と、息子から見た子ども目線のムービーを同時に撮影することができるのです。カメラ部だけならそれほど重くないので、息子も嫌がらずにむしろ楽しんで頭に付けてくれました。
波にケンカを売る!(上:親目線 下:子ども目線)
謎の歌とダンスでのりのり(上:親目線 下:子ども目線)
シャッターボタンと録画ボタンはカメラ部とコントローラーの両方にあるので、カメラ部を子どもの頭に着けてもコントローラーで撮影と録画スタート・ストップ、再生のすべての操作が可能です。
静止画シャッターボタンは長細い形をしていて録画ボタンは丸い形をしているので指で触るだけで区別がつくのが実はとても便利で、被写体の子どもから目を離さないで静止画と動画を撮り分けることができました。
パパを励ましながら登る僕(上:親目線 下:子ども目線)
僕のタイヤはパンクしている!?(上:親目線 下:子ども目線)
頂上到着!
リバートレッキングで子どもと冒険
沖縄には海だけではなく、自然がいっぱいの川もあります。この川をのぼって滝まで行くリバートレッキングツアーに参加しました。ここでは岩場を乗り越えたり、泳ぎながら滝を目指すことになるので、手持ち撮影ではなく、マルチアングルクリップでライフジャケットに装着した撮影をメインにしています。
滝の下を通り抜けるときは自分の目線と同じアングルにしたかったので、マルチアングルベルトセットを使って、手に巻いた状態で撮影しました。
この滝の勢いが激しく、下を通り抜けるときは一瞬息ができなくなるほど。
近くの岩場からは飛び込みをしている子どもたちがいっぱいいたので、今度はそちらにもチャレンジしてみたいです!
カメラ部をライフジャケットの胸元に着けて撮影。怖いとか疲れたとか愚図るかなと思っていた息子が、一番元気にずんずんと進んでいて、とても楽しそうにしていました。
カメラ部を手に着けて撮影。この滝の下を通るのがツアーのアトラクションのようになっていたのでもちろん挑戦!一瞬後悔するくらいの威力でした……
今日を思い返せるハイライトタイムライン
EX-FR200で撮影した静止画と動画はスマホアプリの「EXILIM Connect」を使用してスマホに簡単に転送することができます。常時接続で画像を自動送信してくれるので、一般的なデジタルカメラのスマートフォン転送機能と違い、撮影すると自動的にスマートフォンへの画像送信が行われます。
同じくスマートフォンアプリの「EXILIM ALBUM」は、全天周画像を自動的に分割して表示してくれる優れものです。
例えばガンガラーの谷のガジュマル。この全天周画像が……
EXILIM ALBUMではこんな感じに分割表示されます。
EXILIM ALBUMは他にもいろんな機能がありますが、中でもお勧めは「ハイライトタイムライン」。
自動でセレクトした静止画と動画を、時系列に沿ってBGM付きで表示してくれます。上下にスクロールでき、その日にあった出来事を思い返しながら見られるので、家族旅行の1日の締めくくりの夜のイベントにぴったりです。
またハイライトタイムラインを、自動でスクロールする動画としてSNSに公開できます。画像の入れ替えも手動で行えるなど、ちょっとした編集機能もあります。
プライベート・プロモーションムービーを自動作成
「EXILIM ALBUM」では「ハイライトムービー」という静止画と動画を織り交ぜた動画を作ることもできます。画像のセレクトはカメラにお任せすることもできますし、自分で選ぶこともできるので自由度が高いです。
Facebookページに公開したファイルをこのページに埋め込みました。
「ハイライトタイムライン」と同様にBGM付きで楽しむことができます。このBGMは10種類の中から選ぶことができ、付けないこともできます。
まとめ
写真を撮るのはじっくりと絞りや露出の設定をするのが醍醐味だったりするのですが、子連れでアクティブに動き回る旅行ではなかなか思うようにはいかなかったりします。
かといってスマホの写真ばかりじゃ寂しいし……そんなときはEX-FR200のような水中にも衝撃にも強いタフネスカメラが家族の想い出づくりに絶大な活躍をしてくれます。
明暗差や水中と陸上の温度差にも強くカメラ部が曇るようなことがなかったのも特筆したいEX-FR200の魅力でした。
カラビナストラップでベルトやバッグに装着すれば見た目も格好の良いアウトドアスタイルが完成します。海や山、キャンプなどに行かれる方には特にお勧めしたい、撮る楽しみと見る楽しみのバランスのいい全天周カメラでした!
実写作例
まずは北谷で昼から「あっりカンパーイ!」。カメラとコントローラーを分離させたウェアラブルスタイルならカメラ部を机の上に置いて手元のコントローラーを見ながら自分撮りができます。
到着から雨続きだったのですが一瞬の晴れを狙ってビーチへ。ほんの少しの晴れ間なのですが沖縄の太陽はさすがの力強さです!マルチアングルスティックで風景も入れたカットが簡単に撮れました。
全天周レンズならやっぱりやりたい…地球は丸かった!
沖縄そばといえばきしもと食堂。お供はもちろんオリオンビール。
パラセーリングを見ながらのクルージング。小型ボートなのでかなり揺れるのですが遊園地のアトラクションみたいで楽しかった!
EX-FR200カメラ部を手に着けて撮影。パラセーリングを見ながらのクルージング動画です。
EX-FR200手持ち撮影。小型ボートに乗って無人島へ!
協力:カシオ計算機株式会社