イベントレポート

【CP+】KPI、誕生100周年記念の「Trioplan 100 f/2.8」を参考出品

"シャボン玉ボケ"でお馴染み 金属鏡筒と15枚絞り羽根がゴージャス

Trioplan 100チタンカラー

株式会社ケンコープロフェショナルイメージング(KPI)のブースで、Meyer Optik Görlitz(マイヤー オプティーク ゲルリッツ)の参考出品レンズが展示されていた。

Trioplan 100は、3群3枚構成のトリプレットタイプを採用する中望遠レンズ。エッジの目立つ丸ボケがシャボン玉のような効果を与えるとして、オールドレンズの愛好家に人気があることで知られる。

Trioplan 100ブラック

今回の参考出品レンズは、2014年に蘇ったマイヤーオプティークによるTrioplan 100の誕生100周年を記念した製品だという。メーカー直販サイトでの価格は1,499ユーロとなっているが、KPIが取り扱う日本での発売時期や価格は未定。

チタンカラーとブラックカラーの2色。展示品はどちらもニコンFマウント用だった

手に取ってみると重量800gの金属製鏡筒が高級感を醸す。絞り羽根は15枚で、現代の基準に比べると大変ゴージャス。絞りリングはクリックのない不等間隔で、手触りとしてもクラシックレンズらしさを体感できる造りといえる。

絞り羽根は15枚

マウントはキヤノンEF、富士フイルムX、ニコンF、M42、マイクロフォーサーズ、ソニーE、ペンタックスK、ライカM、ライカL(ライカSL/TLのバヨネットマウント)用をラインナップするという。

本誌:鈴木誠