イベント
フラッグシップカメラあれこれ
歴史に残る最上位モデルが登場 ニコンF、キヤノンF-1の希少モデルも
Reported by 本誌:河野知佳(2016/4/21 08:00)
日本カメラ博物館は、来る2016年6月11日(土)に、2016年4月5日~7月3日まで開催の特別展「ザ・フラッグシップ・カメラ展」に関連し、講演会「フラッグシップカメラあれこれ」を開催します。
8月のリオデジャネイロ・オリンピックを目前に、フラッグシップカメラという言葉が聞かれます。フラッグシップとは、最上位、最高級などを意味する言葉として用いられますが、カメラでは各メーカー最上位のチャンピオン機に対して冠される名称でもあります。
折しも先日発表された「ニコンD5」、「キヤノンEOS-1DX MarkⅡ」は自他ともに認めるフラッグシップ機です。でははたしてこの種の機種だけがフラッグシップカメラなのでしょうか。もちろん違います。やはりこの時期に発売となる「ペンタックスK-1」もフラッグシップ機であり、「オリンパスペンF」、「フジフイルムX-Pro2」もそうなのです。
本講演会では、ニコンF一桁シリーズ、キヤノンF-1/EOS-1シリーズの技術的変遷、さらには かつて存在した小西六、ミノルタ、ミランダカメラ、ペトリカメラ、コンタックスに加え、フラッグシップを目指してもなりえなかった機種など、歴史の流れの中に、私見を交えてフラッグシップ機のさまざまな逸話を紹介します。
なお当日は、「ニコンF」、「キヤノンF-1」の希少モデル、1970年代に国の威信をかけて製造された中国製カメラ “紅旗”の知られざる新情報について本邦初公開します。
イベント名
フラッグシップカメラあれこれ
開催日時
2016年6月11日(土)13時~15時
講師
市川泰憲
1947年東京生まれ。1970年東海大学工学部光学工学科卒業、同年写真工業出版社入社。月刊「写真工業」編集長を経て、2009年より、日本カメラ博物館運営委員を務める。
会場
東京都千代田区一番町25番地JCIIビル6階会議室
定員
100名(座席指定なし・先着順)
受講料
300円
※日本カメラ博物館友の会会員・フォトサロン友の会会員は無料。
申し込み
日本カメラ博物館にて直接申し込み。または電話申し込み。