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ソニー、APS-Cミラーレス最上位機「α6300」

425点の像面位相差AF マグネシウム外装に

ソニーは、EマウントAPS-C機「α6300」(ILCE-6300)を3月11日に発売する。価格はオープン。店頭予想価格はボディ単体が13万5,000円前後、16-50mmレンズキットが15万円前後(税別)。

海外で先行発表していた製品。2月25日に開幕する「CP+2016」に出品される。

撮像素子は有効約2,420万画素のExmor CMOSセンサーを搭載。感度はISO100-25600(拡張上限ISO51200)。手ブレ補正はレンズ側に任せている。

特徴としてAF機能の向上がある。引き続き位相差検出とコントラスト検出の「ファストハイブリッドAF」を採用するが、425点の像面位相差AFセンサーを備え、アダプター経由のAマウントレンズでも像面位相差AFを使えるようになった。また、AFモードは拡張フレキシブルスポットが加わり、瞳AFがAF-Cに対応した。AF/AE追従の連写速度は最高11コマ/秒で従来通り。

新たに、8コマ/秒で表示タイムラグのないライブビュー連写と、3コマ/秒のサイレントシャッター連写を可能とした。

シャッターは最高1/4,000秒。フラッシュ同調速度は1/160秒。電子先幕シャッターとサイレント撮影のオン/オフがそれぞれ可能。

動画は4K記録が可能。30p/24pでは100MbpsのXAVC Sフォーマットに対応する。

液晶モニターは3型約92万ドット。上90度、下45度にチルトする。タッチパネルではない。

EVFは120fps表示のXGA OLED Tru-Finder。

ボディ外装はフルマグネシウム合金。防塵・防滴に配慮した設計としている。

記録メディアはSDXC/SDHC/SDカード、メモリースティックPROデュオなど。

Wi-Fi/NFC機能を装備。カメラ内アプリPlayMemories Camera Appsに対応する。

バッテリーはNP-FW50。撮影可能枚数はEVFで約350枚、液晶モニターで約400枚。USB充電に対応する。

外形寸法は約120×66.9×48.8mm。重量は約404g(バッテリー、記録メディア込み)、約361g(本体のみ)。

(本誌:鈴木誠)