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ソニー、APS-Cミラーレス「α6300」を海外発表

425点の像面位相差AF 4K動画 電子水準器も

ソニーは2月3日、Eマウントミラーレスカメラ「α6300」を海外で発表した。日本での発売に関する情報はないが、米国では3月にボディ単体を1,000ドル前後、標準ズームレンズ(16-50mm PZ)キットを1,150ドル前後で発売する。

「α6000」(2014年3月発売)の後継と見られるAPS-Cミラーレスカメラ。α6000の7.5倍という425点の像面位相差AFポイントを利用可能。レンズ交換式カメラで世界最多の位相差AF点数としており、アダプター経由でのAマウントレンズ使用時にも活用できる。

AFシステムは世界最速0.05秒のAF合焦速度を謳う「4D FOCUS」で、AF/AE追従しながら最高11コマ/秒の連写を可能とした。

また、連写中でも液晶モニターおよびEVFの表示が追従し、100%のフレーミングが可能というモードも搭載。8コマ/秒の連写速度を実現している。

撮像素子は有効2,420万画素のAPS-Cサイズ相当「Exmor」CMOSセンサーを採用。BIONZ Xと組み合わせる。ISO感度設定範囲はISO100-51200。

4K動画記録に対応。フルHDサイズでは120fpsでの撮影も可能としている。

EVFは約240万ドットのXGA OLED Tru-Finder。120fpsで表示可能。

Wi-Fi/NFC機能を内蔵。カメラ内アプリ「PlayMemories Mobile」に対応する。

そのほか、外装がマグネシウムに変わった点、α6000になかった電子水準器を搭載するなどの新規点がある。

外形寸法は約120×66.9×48.8mm。重量は本体のみ約361g、バッテリーとメディア込みで約404g。

α6000は縦寸と横寸が同じで、奥行きが45.1mm、重量がボディのみ約285gだった。

(本誌:鈴木誠)