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富士フイルム、「Xシリーズ」の機能拡張ファームウェアを予告

ブライトフレームの精度向上。ISO AUTO時の上限感度が設定可能に

 富士フイルムは、「FUJIFILM X-Pro1」、「FUJIFILM X-E2」、「FUJIFILM X-E1」、「FUJIFILM X-M1」、「FUJIFILM X100S」の最新ファームウェアを11月28日から順次公開する。

 機種ごとの更新内容は以下の通り(ダウンロードページから引用)

FUJIFILM X-Pro1(Ver.3.10、12月5日14時公開)

  • 光学ファインダー内のブライトフレーム精度を向上:光学ファインダーの中で撮影範囲を表示するブライトフレームのカバー率を向上し、より実画像に近い撮影画角を確認できるようになりました。また、AFロック時にもパララックスが補正されたブライトフレームの位置を維持することで、レリーズを離しても、撮影範囲を確認できます。
  • マニュアル露出で撮影時の露出を反映した画像、ヒストグラムを表示:マニュアル露出時に、設定したシャッタースピード、絞り値での露出を反映した画像やヒストグラムをスルー画に表示します。また、フラッシュ使用時など、スルー画と撮影後の見え方が異なる場合には、設定をOFFにすることも可能です。
  • AEロック中に絞りとシャッタースピードが変更可能:AEロックボタンで、露出(EV値)を維持したまま、絞りまたはシャッタースピードを変更できます。撮影の直前まで、撮影者の意図を反映できるようにしました。
  • ISO AUTO時に上限ISO感度や低速シャッター限界などが設定可能:感度設定で、「AUTO」選択時に、基準ISO感度や上限ISO感度、低速シャッター限界まで設定いただけるようになりました。低速シャッター限界は1/500秒まで拡張しています。
  • 画像ファイル名の編集機能を追加:撮影時に自動に付与される画像ファイル名(DSCF)を、カメラ上でお好みのアルファベットに書き換えられるようになります。(画像の色空間で「sRGB」選択時は4文字、「AdobeRGB」選択時は3文字を書き換えられます)。画像の表示順序、グループ分けなど撮影後の整理時に便利です。
  • カメラ内RAW現像の操作性を向上:数多く撮影されたRAF画像を、連続してカメラ内現像したい場合に、現像後の戻り先をRAF画像にすることで、次の現像対象の画像選択がよりスムースに行えます。

FUJIFILM X-E2(Ver.1.10、12月19日14時公開)

  • 画像ファイル名の編集機能を追加:撮影時に自動に付与される画像ファイル名(DSCF)を、カメラ上でお好みのアルファベットに書き換えられるようになります。(画像の色空間で「sRGB」選択時は4文字、「AdobeRGB」選択時は3文字を書き換えられます)。画像の表示順序、グループ分けなど撮影後の整理時に便利です。
  • カメラ内RAW現像の操作性を向上:数多く撮影されたRAF画像を、連続してカメラ内現像したい場合に、現像後の戻り先をRAF画像にすることで、次の現像対象の画像選択がよりスムースに行えます。

FUJIFILM X-E1(Ver.2.10、12月19日14時公開)

  • 画像ファイル名の編集機能を追加:撮影時に自動に付与される画像ファイル名(DSCF)を、カメラ上でお好みのアルファベットに書き換えられるようになります。(画像の色空間で「sRGB」選択時は4文字、「AdobeRGB」選択時は3文字を書き換えられます)。画像の表示順序、グループ分けなど撮影後の整理時に便利です。
  • カメラ内RAW現像の操作性を向上:数多く撮影されたRAF画像を、連続してカメラ内現像したい場合に、現像後の戻り先をRAF画像にすることで、次の現像対象の画像選択がよりスムースに行えます。
  • マニュアル露出で撮影時の露出を反映した画像、ヒストグラムを表示:マニュアル露出時に、設定したシャッタースピード、絞り値での露出を反映した画像やヒストグラムをスルー画に表示します。また、フラッシュ使用時など、スルー画と撮影後の見え方が異なる場合には、設定をOFFにすることも可能です。
  • 連写後の画像再生を、通常撮影と同じ表示に変更:連写した後の再生画面では、先頭コマが全画面表示、それ以降のコマが画面の右下に小さく表示され、ファイル番号は「S+7桁の数字」となっていました。新ファームウエアでは、連写画像も全画面表示されます。ファイル番号も通常画像と同じアルファベットで画像ファイル番号が付与され、撮影後の画像管理が一元化されます。
  • AEロック中に絞りとシャッタースピードが変更可能:AEロックボタンで、露出(EV値)を維持したまま、絞りまたはシャッタースピードを変更できます。撮影の直前まで、撮影者の意図を反映できるようにしました。
  • ISO AUTO時に上限ISO感度や低速シャッター限界などが設定可能:感度設定で、「AUTO」選択時に、基準ISO感度や上限ISO感度、低速シャッター限界まで設定いただけるようになりました。低速シャッター限界は1/500秒まで拡張しています。

FUJIFILM X-M1(Ver.1.01、11月28日に公開済み)

  • 静止画撮影時のAF合焦精度が向上しました。
  • バルブ撮影時に「撮影画像表示」が「連続」のとき、バルブ撮影途中でも自動電源OFFしてしまう現象を改善しました。

FUJIFILM X100S(Ver.3.10、12月19日14時公開)

  • 画像ファイル名の編集機能を追加:撮影時に自動に付与される画像ファイル名(DSCF)を、カメラ上でお好みのアルファベットに書き換えられるようになります。(画像の色空間で「sRGB」選択時は4文字、「AdobeRGB」選択時は3文字を書き換えられます)。画像の表示順序、グループ分けなど撮影後の整理時に便利です。
  • カメラ内RAW現像の操作性を向上:数多く撮影されたRAF画像を、連続してカメラ内現像したい場合に、現像後の戻り先をRAF画像にすることで、次の現像対象の画像選択がよりスムースに行えます。
  • マニュアル露出で撮影時の露出を反映した画像、ヒストグラムを表示:マニュアル露出時に、設定したシャッタースピード、絞り値での露出を反映した画像やヒストグラムをスルー画に表示します。また、フラッシュ使用時など、スルー画と撮影後の見え方が異なる場合には、設定をOFFにすることも可能です。
  • 連写後の画像再生を、通常撮影と同じ表示に変更:連写した後の再生画面では、先頭コマが全画面表示、それ以降のコマが画面の右下に小さく表示され、ファイル番号は「S+7桁の数字」となっていました。新ファームウエアでは、連写画像も全画面表示されます。ファイル番号も通常画像と同じアルファベットで画像ファイル番号が付与され、撮影後の画像管理が一元化されます。
  • AEロック中に絞りとシャッタースピードが変更可能:AEロックボタンで、露出(EV値)を維持したまま、絞りまたはシャッタースピードを変更できます。撮影の直前まで、撮影者の意図を反映できるようにしました。
  • 光学ファインダー内のブライトフレーム精度を向上:AFロック時にもパララックスが補正されたブライトフレームの位置を維持することで、レリーズを離しても、撮影範囲を確認できます。

(本誌:武石修)