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「タイムラプスモード」を備えたモバイル赤道儀

 TOAST TECHNOLOGYは、モバイル赤道儀「TP-2」を11月中旬に発売する。価格はオープンプライス。

 星、月、太陽といった個別の被写体の追尾に加え、タイムラプス撮影にも対応したモバイル赤道儀。同社のモバイル赤道儀としては3機種目の製品。

 新たに、それぞれ天球上での動きが異なる星、月、太陽の撮影に対応した「星野撮影モード(キングスレート)」、「月撮影モード(平均月時)」、「太陽撮影モード(平均太陽時)」を搭載。昼夜間のタイムラプス撮影時に、なめらかなパンニング、チルティングなどのカメラワークで撮影できるという「タイムラプスムービーモード」も備える。

 また、星空と地上の景色を静止した状態で撮影できる「星景写真モード」を備えるほか、「北半球駆動モード」と「南半球駆動モード」の切り替えも可能。

 昇圧回路を内蔵し、5〜12Vの外部電源が使用できる。気温20℃時の駆動時間の目安は7〜10時間。

 外形寸法は104×43×180mm。本体のみの重量は約1.3kg。オプションとして、タイムラプス撮影用アダプター「Dish-25」、極軸合わせ支援用微動架台「Dish-2」、ポーラーファインダーユニットを用意する。

タイムラプス撮影用アダプター「Dish-25」
極軸合わせ支援用微動架台「Dish-2」
ポーラーファインダーユニット

(関根慎一)