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デジカメ WatchのLUMIX CM1作例が、プリントされて展示中

カメラとしての実力を見る良い機会 パナソニックセンター東京/大阪で

CM1で撮影されたプリントが展示中。右は撮影した三井公一さん

LTE通信機能を内蔵したことで話題の高級コンパクトデジタルカメラ「LUMIX DMC-CM1」(以下CM1)。小誌でも何度かその実力をお伝えしたが、そのプリント作品が展示されている。

場所はパナソニックセンター東京およびパナソニックセンター大阪。4月1日から展示されていると聞き、パナソニックセンター東京に足を運んでみた。

作品はLUMIXコーナーに掲示され、A3サイズが6点。そのうち3点は、デジカメ Watchの「新製品レビュー:パナソニックLUMIX CM1」で実データを掲載した作品だ。筆者も事前にデータをディスプレイで見ているが、画面で見るのとプリントで見るのとでは、写真としての訴える力が違う。パナソニックがことあるごとにアピールする「CM1はスマホではなくカメラ」とのステートメントも、こうしてみるとなるほど、説得力がある。

パナソニックセンター東京では、LUMIXコーナーにCM1が置いてある
CM1を自由に手に取れる

撮影した写真家の三井公一さんは、CM1のプリントを見て「細かいところや階調もしっかり出ている」と満足の様子。作品はほぼ旅先や散歩中に撮られたもので、「薄型で携行しやすく、地図や時刻表が同じ機材で確認できる。スナップにぴったり」とのことだ。

CM1とスマートフォンの違いを訊くと、「絞り操作やマニュアル露出設定ができるので作画が楽しい」「暗いところに強く、どんなところでも安心して撮れる」との答えが。もちろんすぐにシェアできる点も、SNSでの発信を頻繁に行う三井さんにとって、重要な要素だ。

会場には新製品レビューで使われなかった、別の作品も展示されている。三井さんの協力を得たので、その実データをここに掲載しよう。

LUMIX DMC-CM1/ISO125/F6.3/1/2,000秒/0EV/WB:オート
LUMIX DMC-CM1/ISO125/F2.8/1/400秒/-1.7EV/WB:オート
LUMIX DMC-CM1/ISO125/F2.8/1/100秒/-1.3EV/WB:オート

展示は4月1日から開始されており、4月下旬をめどに終了する。近くにお出かけの際は、立ち寄ってみてはいかがだろうか。

パナソニックセンター東京

※期間中、パナソニックセンター大阪は改装中ですが、工事壁を展示スペースとしており、自由に鑑賞できます。

(本誌:折本幸治)