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富士フイルム、フィルムシミュレーション対応の現像ソフトを予告

まずはX-T1/X-A2/X100T/X30/XQ2から。Xシリーズ他機種も順次対応

対応機種のひとつ、FUJIFILM X-T1グラファイトシルバーエディション

富士フイルムは、同社Xシリーズのフィルムシミュレーションに対応したRAW現像ソフト「RAW FILE CONVERTER EX 2.0 powered by SILKYPIX(Ver.4.1.0.0)」を2月26日に公開すると発表した。対応OSはWindows Vista/7/8/8.1、Mac OS X 10.6.8〜10.10。

これまでカメラ内RAW現像でのみ対応していたフィルムシミュレーションの適用が、パソコン上でのRAW現像でも行なえるようになる。

Ver.4.1.0.0での対応機種は次の通り(お知らせページより引用)。

  • FUJIFILM X-T1/X-T1 Graphite Silver Edition
  • FUJIFILM X-A2
  • FUJIFILM X100T
  • FUJIFILM X30
  • FUJIFILM XQ2

また、レンズ交換式カメラのFUJIFILM X-Pro1、X-E1、X-E2、X-M1、X-A1や、レンズ一体型カメラのFUJIFILM X100S、X100、X20、X10、XQ1、XF1についても順次対応を進めていくとしている。

なお、アドビのCamera Raw 8.4およびLightroom 5.4から同社フィルムシミュレーションの名が付いたプロファイルを反映できるようになっているが、同機能はアドビの開発によるもので、反映結果はカメラ内現像と同一でない場合があると告知している。

(本誌:鈴木誠)