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【フォトキナ】タムロン、世界初“手ブレ補正付き”フルサイズ大口径広角ズーム

 タムロンは、フォトキナ2014に合わせて開発発表した「SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD」(Model A012)をケース内に展示していた。発売時期は未定。現段階では、来場者が手に取って試すことはできない。

 前側に大きなガラスモールド非球面レンズを採用している。タムロン最大だといい、この製造ができるようになったことで同レンズも実現したという。

 レンズ保護のため、ズーミングして前玉が出てくる状態ではフードが二重になる構造。フレア、ゴーストの少なさを特徴とし、防汚コーティングも施している。

前玉が出てくる位置(右)では、フードが二重になることで保護性を高めている

 同社の開発発表では、35mmフルサイズ対応のF2.8超広角ズームレンズにおいて、手ブレ補正搭載は世界初だとしている。同社の24-70mm F2.8に続く大口径レンズでの手ブレ補正(VC)搭載は、これまで高倍率ズームレンズの開発で培ってきた小型化の経験が活かされているという。

スイッチ部

(本誌:鈴木誠)