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キヤノンカメラの原点“カンノン”が誕生80周年を迎える

 キヤノンは8月19日、国産初の35mmレンジファインダーカメラ試作機「KWANON」(カンノン)が、1934年の誕生から80周年を迎えると発表した。

KWANON(カンノン)

 カンノンは「観音様の慈悲にあやかり、世界で最高のカメラを創る夢を実現したい」との願いから名付けられたといい、軍艦部には千手観音のマークを刻印。レンズもブッダの弟子に由来する「KASYAPA」(カシャパ)と名付けたという。

 この試作機から試行錯誤を経て、1936年にキヤノン製35mmレンジファインダーカメラの第一号機「ハンザキヤノン」が発売される。当時の販売総代理店だった近江屋写真用品の商標名“ハンザ”の名を冠し、光学系など日本光学工業(現ニコン)の協力も得て完成させた。搭載レンズはニッコール銘だった。

 以降、1959年にキヤノン最初の一眼レフカメラ「フレックス」、1961年に35mmレンズシャッター機の大ヒットモデル「キヤノネット」、1971年にプロユースに向けたした一眼レフカメラ「F-1」、1976年にCPU搭載AE一眼レフカメラ「AE-1」を発売し、1987年には現在のデジタルカメラにも続く電子マウント方式のAF一眼レフカメラ「EOS」が登場する。

 2014年には、カンノン誕生80周年のほか、プロ用一眼レフカメラ「EOS-1シリーズ」の誕生25周年を記念する発表もあった。