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【CP+】フォクトレンダー、Eマウント機に向けたVMレンズとアダプターを出品

ニコンDfを意識したブラックペイントのレンズも

 コシナブースでは、フォクトレンダーブランドのレンズ参考出品が目を引いた。発売済み製品は、カウンターで実際に持参したカメラに取り付けて試すこともできる。

 “ソニーα7用”と紹介していた参考展示は、いずれもVMマウント用だが、接写用の補助ヘリコイドを持つVM-E Close Focus Adapterとの併用を前提としている。

 「HELIAR 40mm F2.8 VM For VM-E Close Focus Adapter」はVMマウントの沈胴式レンズだが、ヘリコイドを持たず、フォーカシングはVM-E Close Focus Adapterを用いる。鏡筒は黄みがかったカラーのニッケルと、シルバーの2タイプがある。

HELIAR 40mm F2.8 VM For VM-E Close Focus Adapter(ニッケル)
こちらはシルバー。右が沈胴時

 α7用とするVMマウント変換アダプターにはニコンS、コンタックス用があり、こちらもVM-E Close Focus Adapterとの組み合わせを想定。いずれも内爪専用としており、ニコンS用およびコンタックス用の内爪レンズ(=カメラ側のフォーカシングダイヤルで操作するレンズ)はいずれもレンズ側にヘリコイドを持たないため、仮にVMマウントに変換し、Mマウントカメラに装着しても無限遠でしか撮影できない。

参考出品のS→VM Adapter ring(内爪専用)
参考出品のC→VM Adapter ring(内爪専用)

 「S HELIAR 50mm F3.5」は、ニコンSマウントの新レンズ。同社では過去にも一度S HELIARを限定生産したことがあるという。こちらも参考出品で、限定受注生産となる予定。

S HELIAR 50mm F3.5

 こちらも内爪式でフォーカシング機構を持たないため、ニコンSもしくはニコンS-VMアダプター→VM-E Close Focus Adapterと経由してミラーレス機に装着することで通常撮影が可能。この場合、ニコンでは90cmまでしか寄れないところ、VM-E Close Focus Adapterのヘリコイド(ストローク4mm)を用いた場合、75cmまで寄れるという。

 フォクトレンダーの一眼レフカメラ用レンズでは、「NOKTON 58mm F1.4 SL II N(Ai-S)」のブラックペイントバージョンを参考出品していた。クラシカルテイストのニコンDfが人気なこともあり、それに合う質感を意識しての展示。発売については未定としていた。

NOKTON 58mm F1.4 SL II N(Ai-S)ブラックペイント(参考出品)

 そのほか、発表・発売済みレンズを各種試せるコーナーや、カットモデルの展示があった。

CP+開幕前日に発表したNOKTON 25mm F0.95 Type II(マイクロフォーサーズ用)。光学系はそのままに、無段階絞りに切り替える機構を新搭載した
VM E-mount Adapter II。開口部を広げ、Eマウントフルサイズ機に向けた設計の新モデル
NOKTON 50mm F1.5 Aspherical VM
カットモデル
アダプター経由でマイクロフォーサーズ機に装着

 カールツァイスレンズについては、追って別記事でレポートする。