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【CP+】「E-M10」「SP-100 EE」が試せるオリンパスブース
開発発表のM.ZUIKO PROもモックアップで展示
Reported by 本誌:武石修(2014/2/13 17:17)
オリンパスブースでは、マイクロフォーサーズカメラの新モデル「OLYMPUS OM-D E-M10」のハンズオンコーナーが人気を集めていた。
E-M10は、OLYMPUS OM-D E-M5の下位モデルとの位置づけで、ボディの小型化を図ったのが特徴。手ブレ補正機構をEM-5の5軸から3軸にしたことに加えて、防塵防滴性能を省くことで小型化を実現したという。
またCP+2014に合わせて開発発表した「M.ZUIKO PRO」シリーズの「7-14mm F2.8」と「300mm F4」のモックアップも参考展示されている。いずれも発売は2015年以降。
ハンズオンコーナーでは3月発売の「OLYMPUS OM-D E-M5 PROレンズキット(エリートブラック)」も展示。新たに採用したレザートーン塗装やグリップ部の革調の部材を実際に触れて確認できる。
会場では、OLYMPUS OM-D E-M1の録音レベルをより細かく設定できるファームウェアの予告も行なっていた。近日に公開される。録音レベルがこれまでの3段階から21段階に増え、音割れなどを防げるという。
新製品のレンズでは、フィッシュアイボディーキャップレンズ「BCL-0980」(9mm F8.0 Fisheye)、大口径標準レンズ「M.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8」、同社が“パンケーキズームレンズ”と呼ぶ「M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 EZ」を試すことができる。
コンパクトデジタルカメラの新製品としては、ドットサイト式照準器を初めて備えた50倍ズーム機「STYLUS SP-100 EE」が人気で、照準器の使い勝手を実際に試す人が多く見られた。
SP-100 EEのドットサイト式照準器は、EVFの上部から内蔵ストロボ下部にあるハーフミラーにマーカーを照射。そこを見ることで照準となる。試したところ、視点を動かしてもマーカーは一定の位置をキープしていた。ドットサイトと目の距離が離れていても、マーカーが見えさえすればドットサイトは機能するという。なお、画面に対するマーカーの位置は上下のみ微調整できる。
また、防水ながら液晶モニターをチルト式とした「STYLUS TG-850 Tough」も展示されていた。撮影画面の下半分が水中になるといった写真撮影に向くという。