ニュース
リコー、防水耐衝撃コンパクト「WG-4 GPS」
小型モデル「WG-20」やWG用カメラマウントも
Reported by 本誌:鈴木誠(2014/2/6 10:05)
リコーイメージングは、コンパクトデジタルカメラ「RICOH WG-4 GPS」および「RICOH WG-4」を3月中旬に、「RICOH WG-20」を2月下旬に発売する。店頭価格はWG-4 GPSが3万円台後半、WG-4が3万円台前半、WG-20が2万円台前半の見込み。
いずれも防水耐衝撃性能を有するコンパクトデジタルカメラ。これまでPENTAXブランドでラインナップされていたが、今回からリコーブランドになった。ブランド表記を除く外観イメージは、おおむね従来モデルを踏襲している。
RICOH WG-4 GPS / RICOH WG-4
ともに水深14m、落下2m、-10度の低温などに耐える性能を持つデジタルカメラ。2機種の違いは、WG-4 GPSのみGPSユニット、気圧・高度/水深計、電子コンパス、サブディスプレイを持つ点。
カラーバリエーションはWG-4 GPSがブラックとブルー、WG-4がシルバーとライムイエローから選べる。
前モデルのPENTAX WG-3 GPSからは、マクロ撮影時のAF高速化、水中撮影モードの画質向上、設定呼び出し可能なUSERモード、シャッター優先モードの新搭載などを特徴とする。WG-3 GPSにあったワイヤレス充電機能「Qi」規格への対応はなくなった。
レンズ周囲に、近距離用のLEDを6灯装備。「デジタル顕微鏡」モードにおける近接撮影の補助光や、顔検出を併用した「自分撮りアシスト」機能でのインジケーターとして利用できる。
レンズは35mm判換算25-100mm相当F2-4.9。
撮像素子は有効1,600万画素の1/2.3型CMOSセンサー。
動画記録は1,920×1,080/30fpsのH.264。ハイスピードカメラ撮影も可能。
液晶モニターは3型約46万ドット。
記録メディアはSDXC/SDHC/SDメモリーカード。内蔵メモリーは約70MB。
バッテリーはリチウムイオン充電池「D-LI92」。撮影可能枚数は約240枚。
外形寸法は約125×64.5×32mm。撮影時の重量はWG-4 GPSが約236g、WG-4が約229g。
別売「リコー ワイドコンバージョンレンズDW-5」の併用で広角端20mm相当の撮影が可能。
また、別売でWGシリーズ用のマウントアクセサリーを発売。粘着テープでカメラを固定できる「WG粘着マウント」(店頭予想価格3,000円台半ば)、パイプに挟み込む「WGハンドルバーマウント」(同3,000円台半ば)、吸盤式で簡易なコンパクト三脚にもなるという「WGサクションカップマウント」(4,000円程度)、各マウントアクセサリーにカメラを装着するためのWGシリーズ共通ホルダー「WGホルダー」(2,000円台後半)をラインナップする。いずれも3月中旬発売。
RICOH WG-20
水深10m、落下1.5m、-10度の低温などに耐える性能を有するスタンダードモデル。レンズ周囲のLEDライト(5灯)やデジタル顕微鏡モードといった特徴は継承しつつ、WG-4より小型軽量になっている。カラーはブラック、ホワイト、レッド。
撮像素子は有効1,400万画素の1/2.3型CCDセンサー。レンズは35mm判換算28-140mm相当F3.5-5.5。手ブレ補正は電子式。
動画記録は最大1,280×720/30fps。
液晶モニターは2.7型約23万ドット。
記録メディアはSDXC/SDHC/SDメモリーカード。内蔵メモリーは約97MB。
バッテリーはリチウムイオン充電池「D-LI92」。撮影可能枚数は約260枚。
外形寸法は約115.5×58.5×28.5mm。撮影時の重量は約164g。
カメラを粘着テープで固定してハンズフリー撮影できるというホルダーマウント(別売の「WGホルダー」と「WG粘着マウント」のマウント部)が付属する。
【11時30分】PENTAX WGシリーズがOptioの名を冠していたのはPENTAX Optio WG-2 GPS/WG-2までだったため、ブランド名に関する部分の表現を改めました。