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キヤノン、「EF 200-400mm F4 L IS USM エクステンダー 1.4×」を30日に発売
蛍石レンズやSWCコーティングも採用
(2013/5/14 14:30)
キヤノンは、エクステンダー内蔵の交換レンズ「EF 200-400mm F4 L IS USM エクステンダー 1.4×」を30日に発売する。価格は139万6,500円。
世界で初めて1.4倍のエクステンダー(テレコンバーター)を内蔵したという超望遠ズームレンズ。2011年2月に開発発表した。当初2011年内の発売をアナウンスしていたが、2011年11月に発売時期を未定とする延期を発表していた。
ワンタッチ操作でエクステンダーを有効にでき、焦点距離を280-580mmに切り替えられる。その際、開放F値はF5.6となる。また外付けの1.4倍エクステンダーを装着すれば784mmまでの撮影が可能で、F8AF対応のカメラではAFを利用できる。
防塵防滴構造としたほか、多くの部材にマグネシウム合金を使用して軽量化を図ったとする。手ブレ補正機構も備え、シャッター速度換算で約4段分の補正が可能という。
レンズ構成は蛍石レンズ1枚とUDレンズ4枚を含む20群25枚(内蔵エクステンダー使用時は24群33枚)。独自のコーティング「SWC」も採用し、フレアやゴーストの低減を図った。
絞り羽根は9枚で円形絞り。最短撮影距離は2m。最大撮影倍率は0.15倍(400mm側)、0.21倍(内蔵エクステンダー使用時、560mm側)。フィルターは差し込み式で52mm。最大径×全長は128×366mm、重量は約3,620g。