ケンコー・トキナー、ワンプッシュで開く交換レンズ用フロントキャップ
ケンコー・トキナーは、自動オープン式のレンズキャップ「フリップキャップ」を10日に発売する。価格はオープンプライス。
フリップキャップ(DIYパネルモデル) |
交換レンズのフィルター枠に装着し、撮影時にワンプッシュするとバネ式のフタが180度開くというレンズキャップ。一般的なレンズキャップのように紛失の心配が無いほか、撮影態勢になるまでの時間が短くなるという。
対応フィルター径は58mmと49mm。
使用例。キャップを閉めたところ(左)と開けたところ(右) |
ノンレフレックス(ミラーレス)カメラへの装着例 |
前面のパネルは交換式で、ユーザーによる装飾を想定した「DIYパネル」のほか、あらかじめ装飾を施したタイプとのセットも用意する。
店頭予想価格は58mm径が2,580~3,280円、49mm径が2,280~2,980円。58mm径は別売のステップアップリングで55/52mmに対応する。49mm径も同様に46/43/40.5/39/37mmに対応する。
キャップ本体とセットになる前面パネルは、ハート、ストライプ(ライトブルー)、フローラル、スピン(ブリリアントブラック)、スピン(ミッドナイトパープル)、DIYパネル。
前面パネルの種類。赤線の2つは前面パネル単体でのみ用意する |
キャップ本体は360度回転するため、縦位置撮影でも邪魔にならないとしている。純正のレンズフードは使用できなくなるが、キャップ自体が簡易フードになるという。レンズとキャップの間にフィルターを装着することもできる。
なお、焦点距離が35mm判換算で30mm以下のレンズではケラレが発生する場合がある。
前面のパネルは着脱式になっており、別売の前面パネル「フリップキャップ着せ替えパネル」を装着することで異なるデザインを楽しめる。フリップキャップ本体とセットの種類に加えて、ドット(モカ)とレザー(ブラック)を用意する。
フリップキャップ着せ替えパネルの店頭予想価格は、58mm径が580~1,080円、49mm径が480~980円。
2012/8/6 17:34