国際宇宙ステーションで富士フイルム「FinePix REAL 3D W3」が採用


 富士フイルムは7日、3Dデジタルカメラ「FinePix REAL 3D W3」が国際宇宙ステーションで採用されていることを発表した。富士フイルムの3Dデジタルカメラが国際宇宙ステーションで活用されるのは、「MAGISSTRA mission」(2008年)における「FinePix REAL 3D W1」の採用に続く2度目。

FinePix REAL 3D W3。発売は2010年9月。実勢価格は2万4,000円前後

 欧州宇宙機関による「PromISSe mission」において、活動記録用機材として採用されたという。

 FinePix REAL 3D W3は、2011年12月21日に打ち上げられたロシアの宇宙船「Soyuz 29S(TMA-3M)」で宇宙に運ばれた。PromISSe missionの活動終了後も国際宇宙ステーション内に残され、活動記録用機材として活用される予定。




(本誌:折本幸治)

2012/6/7 15:44