京セラオプテック、カメラ用交換レンズの開発・製造を検討
京セラオプテックは、カメラ用交換レンズの開発・製造を検討していることを明らかにした。日経BP Tech-On!が2月29日に報じた記事「京セラオプテック、2012年4月以降にカメラ用交換レンズ事業に参入へ」に関する本誌の取材に対し、京セラ広報担当者が回答した。
回答によると、京セラオプテックには欧州の光学メーカー複数社からカメラ用交換レンズの完成品および部品・サブアセンブリの開発製造について打診があり、現在検討している段階という。
京セラオプテックは、株式会社富岡光学器械製造所として1949年に設立。1968年にヤシカの資本傘下となり、1974年からはヤシカコンタックス用のカールツァイスレンズを生産していた。京セラがヤシカをコンタックスブランドごと吸収した1983年、京セラグループ入りしている。現在は非球面レンズなどの光学部品に加え、ラインセンサーカメラ用レンズなどの光学ユニット事業を手がけている。
2012/3/7 14:19